ご指摘の通り、労働力人口は増えています。
しかし、生産年齢人口が減っているのに、労働力人口が増えているのは何故でしょう。
因みに、労働力人口のピークは2001年くらいで、その後は下降線で、将来の予測でも減っていきます。
また、実質賃金が第2次安部政権の1年目だけ400万円台で、その後は2015年まで急下降しています。
インフレ率も、消費税を上げた分を差し引くと、5年で1%です。
これらのデータを見て考えると、景気は回復していないが、雇用は増えた。
つまり、団塊の世代が抜けた分は、安い賃金の労働力が補っていると言えます。