丑三 やギ の削除コメント


セクハラも、隠れて行われる業務集中(過労強要いじめ=労災)、虐待、育児放棄、学校いじめと同じ問題です。

懸念するのは、こうした問題で被害者が、加害者、加害組織を自分の声で訴えても、それは勘違いとか被害者の訴えの否定が相次ぐ事です。それで、ないがしろにされ続け、苦しみ追い詰められた末に衝動的な自死に到ります。

自死は回避可能なものと簡単に言う者がいます。安易の無頭脳です。

西部邁でさえ、あんなに後生悪くしてまで希死念慮に執着して、意地を張って死によりました。西部邁であったら、後の始末を考えて、川の浅瀬で割腹し、介錯は、鋭い鉄筋を口に含んで、自ら川底めがけてヘッドバッドした方が、後生のよかったと思います。自裁と言うなら、この覚悟を言わなければ嘘です。報道人に覚悟を問うなら尚更です。西部邁ならば、自殺幇助者を作るべきではありませんでした。しかし、無念にも叶わなかったようです。自死者を貶めるつもりはありません。

もっと急性的な死に取り憑かれると小、中、高生さえ、もっと速やかに惨く死んでしまいます。

死に到る病的心理は病的以上であると認識しなければなりません。

自死家族は、深刻な精神障害を患い、通常の生活が営めなくなります。

公表において、自死を病死や事故死に分類する自治体の在ります。死因改ざんの公文書偽造です。

いじめ=労災=セクハラ、つまり心身を陵辱された自死で、遺書が残っていたり、生前周囲の証言から、また当の加害者の白状によって、いじめが発覚して、取り返しのつかない事態が多発しています。

最近の例では、学校教師が、いじめを幇助した上、見て見ぬ振りをしていた問題が発覚しました。自死に到る前で幸いでしたが PTSD の発症で、生涯なま殺しにされています。被害生徒は、保護者会での生の直訴を校長らに根拠無く否定されていました。横浜の原発いじめと似ています。(神奈川県 茅ヶ崎市)

いじめの実態が確実であっても、中学生が自死しながら無調査の上、病死と死因改ざんまでされて放置されている例の有ります。完全な公文書改ざんです。その後、同県市内で、五ヶ月の間に中学生を三人も自死させています。(宮崎県 新富町/宮崎市)

自死原因調査をされても、調査内容の開示を拒否されて、いじめ無しの結論だけで問題を風化させられ、事実上の隠蔽封殺を為されている所も在ります。(鹿児島県 出水市)

こうした卑怯に関わらず、遺族が到底知る事が困難な証拠となる学内、職域の情報を、司法にまで証拠保全を拒否されたり、これを認められるまで時間のかかったりしています。また加害者、加害組織への調査権が確保されていません。虐待が疑われながら、みすみす いじめ殺しを許すようなものです。

第三者による聞き取りや、直訴、記録音声などの証拠が有っても詩織さんのような封殺理不尽が、ざらに発生しています。いじめ、セクハラも、この範疇です。こうした目に見えない被害が認められない難しさは何とかならないものでしょうか。別権限の強力な第三者調査機関が必要です。

大川小の判決の通り、社会的安全保証義務は非常に重いものです。この判決は、甚大自然災害のような非常時だけの安全保障を指しているのでは無いと心得るべきです。大川小の判決によって、責任を取るべき学校、会社、病院は、重責から逃れようと、更に隠蔽体質を強化します。絶対に阻止すべきです。

司法は、権力に有利に構築されています。権力が司法に費やす資金は豊富な税金です。公僕の懐は痛みません。しかし、個人の訴訟資金調達は限られています。これでは、大抵の権力被害者は泣き寝入りです。この点の司法改革も、道場の改憲論議に盛り込んでもらいたいです。

まともな言論人が、もっと必要です。

すでに指摘されている通り(不完全ながら)問題処理されたセクハラの前に、詩織さんの事案が先です。詩織さんを差し置いて、セクハラで政権を追い込む野党は完全にヒステリー狂で、理の順序を見失っています。野党は警察組織に睨まれたく無い事情のあるかと情けなさ過ぎです。

野党には、詩織さん、もりかけの本丸攻勢に戻ってもらいたいです。

日時
2018-04-28 11:05
投稿者
丑三 やギ
記事
「セクハラとジャーナリストの覚悟」小林よしのりライジング Vol.267
No.
104