丑三 やギ の削除コメント


>>114
以前、老いぼれは、定年制を設けて殺処分の仕組みを作った方のよろしいとした意見に真っ向から反対しました。ですから、きわどい言い方をしたのは反省せねばなりません。謝罪会見について、特にそうです。意地が悪いと断ったのですが、場合の良くなかったです。これは取り消します。

どうも、オウムを嫌うあまりに、オウムに入った人間と、日大アメフト部に入った人間を差別している気のします。いや、差別してあげて当然なのですが、実質は同じ人間です。それに挙げた事例に厳密にこだわり過ぎです。事例から推察した人間の性向について言っています。

己も人間をカルト組織と、通常社会の組織を一緒にして論じた点は、誤解を生む原因と認識します。しかし、日大アメフト部を「オウム的!」としてオウムにしたわけでは無いです。

確かに「選民思想に囚われたカルト信仰」と「組織に流される個人』は全く異なります。これも認めます。

ただ、話の筋は厳密で無いと断っています。例に挙げたものを細かく分析し過ぎると、コメントの立場を保てなくなります。論法において例にされるものは厳密性において適切でない場合のあります。また、事例を推察して、一般論として普遍的、完全的、実証的法則として決め付ける事は必ずしも出来ません。だからと言って、余り細か過ぎると事例を見てのコメント的推察が不可能になります。

MO さんのコメントにも、それが出ています。

『客観的に自己を見る目を失っていないし、罪を感じる良心も失っていない人も多いはず。』も確か。しかし「〜はず」と断言も出来無いです。悪質タックル選手は、初めから罪の意識で動揺をしていましたけど、自己を忘れてしまいました。動揺を感じなくなったらオウムになります。

また『バランス感覚から様子を見たり、次善の策を練ったりしているのでは?』も確か。しかし「〜のでは?」と断言も出来無いです。悪質タックル選手は、葛藤していましたけど、悪行を指図されて、実際にやってしまいました

更に『「組織の論理に従う=組織に流される」という図式ではないはず。』も確か。しかし「〜はず」と断言も出来無いです。悪質タックル選手は、組織の論理に従って、組織に流されてしまいました。

笹師範のブログ「権力にすり寄った人間へのご褒美」に示されているように『バランス感覚から様子を見たり、次善の策を練ったりしている〜』形跡を伺えないものがあります。また『「組織の論理に従う=組織に流される」という図式〜』に、しっかり当てはまりもします。『客観的に自己を見る目を失っ』た者共です。しかも、偏差値は優秀です。世の中、こう言うのが圧倒的多数です。

必ずしも、こうでは無いと MO さんが仰るなら、己は、そうでない性質が人間にあると言いたいのです。こうして対立すると、永遠に平行線を辿って、この件では、互いに理解し合うのは無理です。

己は、パワハラ(いじめ)被害者に対して、常に同情の念を禁じ得ません。それゆえに、パワハラ(いじめ)加害者に対して許せない気持ちが満々です。ですから『パワハラ組織に抗うには相当な気力が必要だと思いますよ。何しろ「立場が弱い」んですから。』に説得される筋を見出せません。

この、ひ弱な性根の為に、一生涯を棒に振るどころか、命を失くしている被害者が大量に発生しています。あらゆるパワハラ(いじめ)に、この小心で保身を謀る性根が存在します。「オウム的!」に敵対心を持たれていますが、己は「オウム的!」なるものに敵対心を持っています。悪質タックルに、こうした性根の一部を見たので「オウム的!」と言いました。

しかし、日大選手を『パワハラ組織に抗うには相当な気力が必要だと思いますよ。何しろ「立場が弱い」んですから。』と弁護をする気持ちは理解出来ます。仰る通り、日大選手は立場が弱くて、パワハラ(いじめ)被害者でもあります。

一方『もし、ご自身が当事者であったならば、どういった行動が取れただろうか、と想像してみたことはありますか?』では、パワハラ(いじめ)の原因に対して同調、同情心を誘う節は頂けません。

もちろん、悪質タックル選手の反省と謝罪会見は立派なものでした。

「オウム的!」と言ってのけていますが、日大選手をオウムと格付けしていないのは、前から言っている通りです。「オウム的!」としても、オウムとは言っていないです。

また「オウム的!」は、適用範囲の広いので曖昧にしてはならないと、>>106 で多用するのはいけないと表明しています。何でも図式に当てはめるつもりは無いです。

悪質タックル選手は「反省して謝罪会見をしたから立派」のみばかりに集中すると「純粋まっすぐ君」にシフトし、他面から教訓を見出せなくなります。

日時
2018-07-09 14:35
投稿者
丑三 やギ
記事
「ネットの『基地外』の憎悪について」小林よしのりライジング Vol.275
No.
116