について
ねこまるさんの御指摘に対し
希蝶さん
urikaniさん
御両者に御意見を頂きました。
お三方に感謝申し上げます。
私の意見も後者の御二人に同じです。しかし、己でも言葉にしておきます。
平井鳥取県知事は
「母の慈愛の心を持って」と発言しています。慈愛の心を母に「例えて」言っています。
しかし、小池東京都知事は、この比喩を理解していないのです。女性ならば男以上に母性への理解は深いと思いますから「母の慈愛の心」くらいの比喩は心得てもよいはずです。
けれども、彼女は、謝罪の言い訳に対しても「困惑した」と言っております。しかし、謝罪の言い訳も比喩なのですから「困惑」する必要は有りません。
そして、どう言うわけか(病気で)「私は母になれなかった」と余計な事を言い出し「大変傷付いた」と不要な被害者意識を述べています。
このような発言に、平井鳥取県知事は謝罪する必要は全く有りません。偏差値が良ければ、このくらいの頭脳は回して欲しいです。逆に「ぐたぐだ理由を並べ」てまで、鳥取県知事が謝罪したのは卑屈に思えます。
小池知事は、知事で有るなら、このくらいの発言を受けて「大変傷付いた」のは おかしいです。知事としての器量を疑います。
で、公人の鳥取県知事が、特定人物に言うなら、相手の事を知って配慮する必要有りと申されています。
しかし、鳥取県知事は比喩的に言ったので有り、配慮の無い発言では有りません。比喩から派生した相手の事情まで汲み取っていたら、何も話す事が出来無くなります。何々ハラスメントが、微に入り細に入り横行するのですから、まず舌を回す事は不可能になります。
それに、配慮しなければならないと言っても、そんなに配慮しなければならないのでしょうか。相手を傷付けないようにするなら、公人で有っても、無くても、相手の情報を仕入れてから会話しなければならなくなります。
(大袈裟に申します。)
この情報化時代、相手の情報収集に躍起にならなければいけないのでしょうか。相手が SNS をしていたら、全部を読んで理解していなければならなくなります。 SNS に無い情報は、どうしたらよいのでしょうか。はじめから、 SNS をしていなかったら、どうすればよいのでしょうか。個人情報を侵害してまで、相手の情報を確保しなければならないのでしょうか。
例えば
「娘さんは綺麗だね。さぞ、妻君も似て綺麗でしょう。おくさんさんは今何しているの?」
「はぁ、ほんのつい最近、先立たれまして。」
「いや〜!これは失敬、知らなかったもので失礼しました。」
こうした事は、よく有ると思います。これで「大変傷付いた!」と殴りかかって来たりしたら、相当に狂った者でしょう。
己の人生に責任を自覚していたら、己の宿命に覚悟を持って、相手に悪げの無ければ怒ったりせず、「傷付いた」とは口に出さず、「困惑した」様子などおくびにも出さずにいるものです。
ここで「傷付いた」「困惑した」と言ったら「逆にみっともない」と思います。先の覚悟なんぞ、つゆとも思わず生きている証拠だと思うからです。己であれば、この瞬間で、この者とは縁切りです。
ただ、かしずかなければならない相手、平身低頭に引かなければならない相手、貴賓客などには、犯罪にならない程度に、つてをたぐって相手の情報を心得るべき時は有ると思います。
よしりん先生は公人で有り、御自分を公僕とも称しています。啓蒙に毒を使い、相手が読んだら「傷付いたぁ」「傷付いたぁ」「傷付いたぁ」と言われて大変と思います。先生の言わんとする内容を普遍的に受け入れられないのは、己で己の人生にやさぐれて、けちを付けている無責任なのだと思います。生きる事自体が、苦で有る事の自覚が無いのです。