幻冬おぼっちゃまくんの感想ですが
もしも今回ひたすら誉めるだけの感想を書こうとすると
非常に難度が高い作業になりすね…
小林先生がブログで若年性アルツハイマーか?認知症か?
とギャグっぽく語ってますが…ギャグになってません!!!
先生!、茶魔は11巻のカメヘン星人、15巻つくし型宇宙人
そして最終24巻のモスキート星人と3回ほど(強制的含め)宇宙旅行に行って
柿野くんと沙麻代ちゃんの2人はその3回全てに同行してます。
そして15巻と24巻では御坊家は今回のロケットより遥かに高性能な
ワープによる惑星間航行が可能なスペースシャトルを所持しています。
24巻おぼっちゃウォーズでは最初はレジャーとしての宇宙旅行だったので
茶魔達は宇宙から見た地球も観賞しています。
設定の矛盾はありますが、貧ぼっちゃまの宇宙服
ずっと正面からのアングルで引っ張って
実はいつもと同じに後ろ姿は丸裸だった(しかも大気圏離脱後に判明)
というのが今回一番面白かったですね。
なんだか風邪ひいて熱暴走状態の茶魔の
"狂い"状態に皆がひたすら巻き込まれて
茶魔も自分で巻き込んでおいてすぐ飽きて投げ出し、その上
【化けで出る】【地球は青かった】
【宇宙から見ると国境は無い、我々は地球市民だ】 といった
袋小路くん達の素直な感動、感想ににいちいち茶々を入れ
嘲る様はまるでゴー宣道場の活動そのものを見ているようでした。
小林先生が感じているZOZOTOWN前澤社長への妬み羨みを
嘲りに変えて茶魔に代弁させている様で…読んでて不快でした
小林先生の嫉妬感情の代弁者として単なる茶々松くん
いやな奴に改変された茶魔が可哀想ですね。
作者の左翼史観の代弁者にされた後期のはだしのゲンのゲンや
311後の美味しんぼの山岡みたいでした。
クライマックスのロケット逆噴射でいがみ合っていた皆の意志が
「うおーっ生きて帰るぞー」
と1つになったのは逆噴射家族のオマージュですかね?
宇宙服の中がウンコまみれになるのはただ気持ち悪いだけで
ウンコネタなら6巻のカレー勝負や
16巻のうんこ包みハンカチを盗む回が神でしたね。
今読んでも今回の話よりも圧倒的に面白い。
貧「さあ、茶魔のほうは次はなんだ?おおっ、おまるカレーか。」
貧「ちょっと固めの歯ざわり。きつくて独特の顔をしかめたくなるよな」
貧「苦みばしった香り…」
茶「そりはぽっくんから出たものでしゅ。
忙しくてトイレに行く暇なかったとぶぁい。」
貧「ぐえ~~~っ」
絵が無くてもこのセリフだけで笑えるでしょう?
本編ではスプーンですくったウンコを口に運びながら、
いい顔で感想を語る貧ぼっちゃまの絵が加わって完璧です。
私の7、8割誉めて残りの1、2割に不満を込める感想が
毎回ロックオン・ストキウラトスに狙い撃たれ削除されてるので
「100%マンセーする感想じゃなきゃ駄目なのか…」と皆さん
萎縮して感想を控える様になってしまいましたか?
それともゴー宣NEO2巻9章【わしはプロとして描いている!】
で語っていた【付き合いで買わせる要素】が大きい今の
月4回のSPA 月1のFLASH。毎月のライジング定期購読料や
読まずに買う白帯黒帯へのお布施でもう一杯一杯で
この上おぼっちゃまくん一本の為に
月980円の出費が加わるのはツラいですか?。
そうですよねー。白帯黒帯を読まずに【付き合いで買う】様な
とってもありがたい熱心なファンの方々に対して
作者が感謝の言葉を述べるどころか、ファンの都合も考えずに
「お前らきちんと読んで内容を理解してないだろ。誤読してるだろ。
ワシは失望したよ。どいつもこいつも劣化した堕落者達だなあ」
と買ったら直ぐ読んで作者が満足する様な【正解】の捉え方をしろ
と催促して批判するのですから、
普通なら熱心なファンを続ける気力も失せますよね
まあ「先生は名探偵です。読まなかった、理解出来なかった
我々は堕落してました」 と謝罪する
いたわりロボットの多いここでは問題なさそうですが。