この手記の「根拠なく他人の名誉を傷付け
無実の人を犯罪者と決めつける」のくだりを読んで私は
小林先生に【薬害魔王 殺人医師】と称され
想像上の利権構造を作られて徹底的に叩かれ
日本における加熱製剤承認の最大功労者だったにも関わらず
社会的に抹殺され、家族を含めた人生を台無しにされ
最期は葬式すら挙げられなかった安部英医師の
真実を知れば知るほど心苦しく、後味の悪い結末を思い出しました。
薬害事件は小林先生が鵜呑みにしていた櫻井よしこ氏ですら
関連書籍を絶版にしたというのに、小林先生はいまだに
「被害者救済の為にワシは必死に安部英を悪魔化した!」
「菅直人が厚生大臣に就任しなければ、薬害エイズの解決は無かった
子供達の大量殺人を国の責任と認め、謝罪賠償に導いてくれた
大きな功績がある!」と
自分と菅直人氏の功績であるかの様に語られていますが
安部英医師にすべての責任を押し付けマスコミに晒し者にさせて
菅直人厚生大臣が冤罪の論陣を放棄した結果
B型肝炎訴訟が起きて【罪なき罪】として更なる謝罪が起きました
そして新薬の許認可は、薬害事件の教訓から海外の試用期間から
より一層遅れることになり、患者は副作用のリスクを承知で
無許可の新薬をネットで入手するようになりました。
小林先生の評価の曲がり角は911と原発と女系天皇だと言われていますが
藁人形論法の始まりは薬害エイズ問題の時でしょうね。
これで藁人形に味をしめた小林先生は安部英から安倍晋三へと
現在は必死に安倍総理を悪魔化していますが
この漫画的洗脳手法も今となっては虚しいものですね。
無茶な連載本数を抱えゴー宣のクオリティは
明らかに落ちています。毎回、狂言回しキャラクターの
岸端さんが食事中に政治や国際情勢に関する
不満や疑問を小林先生に投げ掛けてくる。
岸端さんが不自然に堅苦しい話題を振ってくるワンパターンを
流石に恥ずかしく思ったのか、最近、小林先生が「堅ったいな~」
と茶化す演出もありましたね。内容もブログやライジングで既に
扱った話題と重複、これは楽をする+「テルテルトレーラーの外側の
世間の人々にもワシの言動を上位承認させたい。」ということで
一石二鳥な方法なのでしょう。
そして肝心の本編も過去作品コピペ絵だらけの
【「絵解き」漫画】に成り下がってきますし。
コピペ絵の中でも SAPIO2017年6月号【皇室典範「特例法」の問題点】
で描かれた【創価、極左と結託し天皇を木偶人形にしたい極右安倍】
の絵は先生のお気に入りらしく、SPA!ゴー宣とFLASH辻説法でも
度々再利用されていますね。
2017年の単行本未収録SAPIOゴー宣エピソードは
ほとんどが封印作品になりそうですが…
「誰かが小林氏を止めなければならない。」
何時やるの?今でしょ!
その時が訪れたのでしょうね。