南青山D.J の削除コメント

今週のSPAのゴー宣、拝見させていただきました!

さてその前にもくれん師範の「政府マスク8000万枚配布」
私はここのみなさんと違う想像をしました。
『ついにマスク着用が強制になり、マスク未着用者は「致死ウィルスをばらまいた通り魔扱いとなり」傷害罪などで逮捕されるようになる』
のではないのかと。
たしかに全世帯にマスク配布し、さらに8000万枚追加配布ということは
「マスクもってないからつけない」という言い訳は通用しなくなります。

確実に橋下氏が
「要請だとお願いだから従わないという自由があるから補償して強制すればいい」
「法律が多少不整備であったとしてもふみこんだらいい」
「政府が責任を持って禁止命令を出さないとダメ」
というようになっていくのは朝の「日曜報道」見たら強く感じました。
あの番組、菅長官や埼玉県知事や神奈川県知事、新宿区長を読んだりしてちょっとして政治派閥と化してますよね。

また、149でも書いたように吉村知事も
「法律でやらないなら『大阪府の条例でも警察と協力して』やっていく、
検査センターをどんどん作ってそこから広がらないようにする」
とまで言ってるので、
来月の大阪ゴー宣道場通報されるんちゃうか、って思いましたね。

また、今回「しゃべらせてクリ!」での
『「指示待ち族」や「マニュアル世代」が年を重ねて社会の中枢になったらたら日本全国指示待ち族なってしまった』
というのはほんと鋭い考察だと思います。

事実、『保育器で育ったひ弱ないじめられっこ』がそのまま大人になってしまった感じです。
以前、「いじめられたと感じたらいじめ」「被害者は100%正しい=だから何をしても加害者のせい」という思想が常識化してしまったと書きましたが、
まさに今回の自粛警察騒動に繋がってるといえましょう。

なにしろ彼らにとって
「要請を守らない人たちは自分様をいじめる加害者」なので
被害者が加害者を駆逐、いや被害者が加害者に復讐することは「100%正義」なのです。
ここで復讐の論理は以前よしりん先生が「恨みはやられたことを返さないと晴らされない」と書きましたが、
この「やられたことをやり返す」ということ、同等の反撃という基本が加害者と被害者で違うのです。
加害者に10の力でやられたことを1である被害者が10の力かえすのでは意味がないのです。
「1の自分が10の力でやられた。すなわち10の相手には100の力で仕返し」しなければ対等とはいえないのです。

ここに「被害者がいじめられたと感じたらいじめ」という法則があります。
ひ弱なまま大人になってしまったため、
今は「意見を否定したり、注意したり、指摘したり、要求を断ったり」したら
「いじめられた」と解釈する人の増えたこと増えたこと。
彼らにとっては「ルールを守らない人たちはいじめっこ、いや人に迷惑をかける犯罪者」なのです。

今までは、こういう「ルールを守らない人」に対しては泣き寝入りというのが多かったと思うのですが、
ここで正義が社会に保証されてしまえば、同調する人が大量にいれば、徹底的に排除できるのです。
「こういう人」は試験問題みたいに「100%の正解」を求めたがりますからね。

今回の件はまさに「弱者の狂乱、すなわちいじめられっこがいじめている」ともいえましょう。
もう自分たちが加害者になってることに気づいてない、いやむしろ「正しい事をしている」と思ってるから始末が悪い。

そしてこういう「ルール大好き」人が求めたがるのが「100%の強制」です。
これをまさに象徴しているのが以前掲載された玉川氏のウンコ色発言。
「『考えを変えてください』といっても無理ですよね。たとえば勉強しない子にいくら『勉強しろ』といっても勉強しないじゃないですか。それと一緒ですよね。勉強したほうがいいのにしないでしょ?(略)」
だからお上に「法」で決めてもらって個人の行動を制限するようにすればいい。…である。
ルールを守らないから代わりに守らせるようにしてあげてる。と。
だが、現実にはそこまでの力がない。
それを防ぐためには「お上に法をつくってもらう」しかない。と。
逆らうものは全部牢屋にぶち込んだり死刑にしてもらう世の中にすればいいと。

…こういうのがポアとかするんだろうなマジで。

以前、よしりん先生はオウム事件の時に
「自分の頭で考えることをやめてしまった!」と書いていましたが、
現在そんな人ばかりになってしまったことをひたすら憂えます。
現実にアスペとかを別にしても、
「冗談やしゃれが通じない」
「人の言うことを聞く=自分の頭で考えない」
「融通の全く利かない」
人は増えてしまったと感じますし。
なんででしょうね?やっぱ教育かなぁ・。

日時
2020-07-28 16:28
投稿者
南青山D.J
記事
「歪んだ動機の正義」小林よしのりライジング Vol.365
No.
279