こんばんは!
今号のゴー宣も、共感、と言ってしまうと、博学で天才のよしりん先生に対して畏れ多いですが、
同感です(笑)。
「ムラの集団性より、思考する個人性」これは、『ゴーマニズム宣言』の最初から一貫した裏テーマ
だと思います。そこに感銘なり影響を受けたいと思うから、よしりん先生をずっと追っかけているのであり、
いまや、何かのムラに染まっていない文筆家や表現者にしか興味が持てなくて、探してしまうのでしょう。
しかし日本人のこのムラ根性というか、この波風立てず、目立たぬように、「総意」に忍び込む感じ、
”ムード”で染まる意識、思想的正義で派閥が山々のように作られない気概の無さというのは、
どんな時代が来たら芽が出てくるのかと、脳に霧がかかって見晴らせない感じです。
第一回ゴー宣ネット道場、今タイムシフトで1回目観ました。
猛スピードで詰め込まれていましたね。一冊の単行本の要約を読んだようでした。
一番困ったのは、タイムシフトは音声と映像が微妙にズレており、落ち着いて観られませんでした。
ラジオ的に聴いていました。「徴兵制がなくなって戦争がなくなって70年、
ごまかし続けて」という話、毎回目からウロコをおとす切通師範の文言です。
首相は靖国参拝しなくていい!戦後レジームを崩していく方法を本気で始めてほしい。
笹師範へのよしりん先生の説得というか優しさのある忠告が、動画で観られるという、
この臨場感。これですら”深いエンターテイメント”になる。素晴らしいメディアですね。
「千の風になって」の本当の意味が初めて解りました。
『大東亜論』、あえて言いますが、来島事件という一つのクライマックスが第一篇の締めという事で、
もう第二章のクライマックスが気になっています。ハードルが上がりましたし、ココからが期待大ですよ。