遺骨に執着をすることは、やはり間違いだと思います。しかし、だからといって、それを粗末に扱う事もおかしいのではないかと思います。また、日本仏教がニセモノだとしたら、インドのストゥーパもニセモノということになります。
先の大戦で亡くなられた御英霊は、靖国にもいらっしゃり、それぞれのお墓にもいらっしゃり、もちろん、ご家庭の仏壇の中の位牌にもいらっしゃる、ということではないでしょうか。「遺骨なんかただのカルシウムだから捨てておけ」という言説には、正直、違和感を感じました。
しかし、現在の遺骨収集事業の実態を知らされ、それには、問題があると考えます。