何かといえば原発推進派は「代替案を出せ」と言いますね。
2015年から、川崎市と千代田化工が世界初の商用「水素発電所」を設置するそうです。千代田化工が開発した水素貯蔵技術で実現が可能になったそうで、すでに大量貯蔵・輸送の実証試験も完了しているとの事。現状で料金は石油火力と五分五分というところで、開発が進めばコストダウンは可能らしいです。
そして日本マイクロニクスは、「量子電池」という超軽量・高容量でレアメタル不要の、「battenice(バテナイス)」という画期的な電池を開発しています。将来的にはスマートグリッドにも対応できるような大規模蓄電も可能だそうで、自然エネルギーを蓄電しておく事も可能になるでしょう。
他にも調べれば有望な新技術が、とっくの昔に開発されている事に気付きます。もう、「実行するかしないか」の段階ではないでしょうか。現状の火力発電だって、リパワリング・リプレイスで高効率化(=コストダウン)をはかる事はできるでしょう。
それでも江戸時代に戻るというのであれば、そうですか、と肩をすくめるしかありませんが。