vol.72の配信ありがとうございました。
世代論争は不毛とはいえ、若者世代の被害を思えば、自らも含めてやはり批判的になってしまいます。すでに多くの方々が指摘されているように、バブル末期出の拙者も、高度成長を謳歌した両親や団塊の世代の思慮のない物言いには辟易しています。彼らが成し遂げたと思っている高度成長も、実は先人や未来の蓄積を食いつぶしてきただけでは? という疑いの意味で「団塊の世代」を「食い逃げ世代」とつい変換してしまいます。
いまは兎にも角にも、若い世代から「食い逃げ世代」などと呼ばれないよう、恥ずかしくない言動や行動を謙虚に心掛けるばかりです(まぢすか? と言われそうですが、まぢです)。上の世代の暴言に苦しめられている若者には「卑しい食い逃げのクセに何言っとんのや!」とストレートに反論することを推奨します。
木蘭先生の「ザ・神様!」のスクナビコナが格好良すぎます! 人の別れは斯くあるべきに存じます。未練タラタラまっぴら御免、別れに理由なんていらないのさっ!
あと、そんな狼藉男とつきあった木蘭先生も、かなりのツワモノです!!
トッキーさんの「よしりんウィキ直し!」は、もはや「添削」の域を超えています。歴代天皇や皇族方に失礼の無いよう絵に細心の注意を払って描かれていることや、本書がきっかけで小林先生が園遊会に招かれた可能性が高い事実にも、言及がないのは全く解せません。そんな偉大な漫画は「天皇論」をおいて他にないというのに!
ようやく田中卓先生の「愛子さまが将来の天皇陛下ではいけませんか」を読み始めました。小林先生の「天皇論」シリーズが絵で感じる天皇論であれば、田中先生のは国語で感じる天皇論です。ともに極めて美しく、体の中の尊皇心がムクムクと強化されていくのを体感するようです。