児童養護施設出身の方のコメントを拝見し、子供たちの置かれてる状況の悲惨さに、おもわずため息が漏れました。
親から虐待され、施設に入ってさえなお職員から虐待されるなんて、もはや悪夢としかいえません。
虐待する親も養護施設の職員も子供たちを人形、もしくは家畜としか見ていないのでしょう。だからこそ良心の呵責もなく、簡単に暴力を振るうことができるのだと思います。
そういった人間たちには、子供を愛でることはできても慈しむことができないのだと思います。
現状を変えるには中からとよく言いますが、そのやり方だけでは限界があります。それを後押しする外からの声はやはり必要です。
そういった意味でも「明日、ママがいない」は、児童養護施設のタブーとされている部分を浮き彫りにし、見ている人々に問題提起ができるドラマだっただけに、内容変更はとても残念です。
抗議をしていた連中は、今ごろほくそ笑んでいることでしょう。
それをおもうと、腹立たしさでいっぱいになります。