ランバダ稲荷さん
「学校に私物を持ってきてはいけません!」と毅然と言うなら分かります。
しかし「アレルギー物質が含まれていると命にかかわる」という理由は
それも見方を変えれば【臭い物に蓋】のように私には感じました。
なぜなら、学校に持って来なくても、直接家まで持っていき手渡したとして
アレルギー物質が消えるのでしょうか??
話がおかしいですよね、お菓子だけに。
「子供の身の安全」を考えた判断ではなく「責任逃れ」ということになる。
学校側がクレームから身を守るための「アリバイ作り」だと思いました。
私は娘を私立幼稚園に通わせている一父親の立場に過ぎませんが、
幼稚園経営者の「クレーム恐怖症」をよく感じます。
例えば、つい先日、大阪でも雪が積もった日。
幼稚園登校のギリギリの時間になって「送迎バスは出さない」という連絡を受けました。
雪道で万が一事故が起こった時に責められる(クレームを受ける)ことを想定しての判断だったと思います。
「その日は自主登校にするので、子供は各自が連れてきてください」と言われましたが、それじゃ結局は子供を車に乗せることになるのだから
「子供の身の安全」を考えた判断ではなく「責任逃れ」ということになる。
その日は、嫁さんが車で送り、そしてパートも遅刻してしまいました。
でも、私は、一方的に幼稚園側を責める気持ちにもならないです。
クレームを受けることが、精神的にも経済的にもキツイ時代になってしまったのが背景にあると考えます。
「責任のババ抜き」みたいな振る舞いは、会社でもよくあります。
自分達の身をクレームから守るためには「アリバイ作り」が必要です。
クレーマーとクレーム恐怖症の非建設的な連鎖は、
結局、誰も得せぇへん。