magomeさん、そぽろさん、興味深い議論が続いていますね。女系公認論者と男系固執論者のどちらに有利に事が運んでいるかですが、どちらにも有利ではないと考えています。女系公認論者にとっては典範改正が喫緊の課題である状態に変わりなく、男系固執論者にとってもそれ相応の典範改正が必要だとなれば条件は同じです。では、今の状況は誰にとって有利なのでしょう。それは皇統断絶を目論む革命主義者です。
典範改正問題の棚上げ状態が続き、女性皇族の適齢期という時効が来るのを待っておれば良いのですから。極左の手駒となった安倍は皇統問題を棚上げするための問題を次々起こしてくれます。周辺諸国とも宗主国とも関係を悪化させ、失敗してもアベノミクスは続け、汚染物質を垂れ流しても原発は再稼働し、完全に大衆の意識を皇統問題から逸らすのに成功しています。マスコミを抑えた安倍はあらゆる事案でへまをやり続けても誰からも指弾されないわけですが、大衆の間にも徐々に正体不明の不安だけが広がっていくでしょう。極左はその不安すらも革命に利用するのでしょう。
不安の正体は皇統断絶というアイデンティティ消滅 na85