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今回のライジングを見て、日本人と欧州における「国家総力戦」の違いについて考えてみました。日本人にとって「国家総力戦」と言えば大東亜戦争だと思いますが、現代において一番印象に残っていることは何かと聞かれたら恐らくは「空襲と原爆」だと思います。当然、配給だとか軍需工場への動員もありますが、戦後世代にとっては上記の2つでしょう。一方、欧州だと第一次世界大戦であり、新型兵器や塹壕戦での戦いのイメージが強いのではないでしょうか(今回のライジングを読めば)。この時点でもう違うんですよね。「空襲や原爆」なんて、制空権を持った側が一方的にリンチのように攻めるんですから。一方塹壕戦はお互い体を張っての戦いです。正直、戦場に出ていない日本人がイメージするのは中々難しいと思います。強いてあげれば、会津戦争と沖縄戦が欧州における「国家総力戦」に近いと思いますが。