こいら の削除コメント

ブログのよしりん先生のローリング・ストーンズと安倍の記事ですが、確かに昨今のロックは洋邦問わず不良のものではなくなってきている感が強いです。イギリスなんかでもセックス・ピストルズなんかはイギリスの王室やキリスト教を批判したりする過激な内容の歌詞のロックをやっていたのですが、今では文学的で内省的な歌詞のロックバンドばかりです。日本に至っては最近の若いバンドは夢とか希望とかと言った道徳の教科書に出てくるような歌詞しか書けなくなってしまってるきらいがあります。全世界的に若者が不良にならない時代なのかもしれません。
逆説的ですが、AKB48や日本のその他のアイドルユニットなんかの歌詞の方が、草食化した今のロックシーンのそれよりも過激なものがあると思います。AKBだったら「禁じられた二人」とか「となりのバナナ」とかそうなんじゃないかなあ。
今の若者、とりわけちょっと不良の若い女の子の受け皿になっているのが、草食化して体制の側に立ったロックではなくって、アイドルユニットなのかもしれません。私もよく地元のライブハウスに足を運びますが、ロックバンドを見に来るお客さんがみんな礼儀正しくてルールやマナーをちゃんと守っているのには毎回驚かされます。「ロックを聴いて羽目を外して暴れまくろう」っていう若者が全くいないのです。おそらく今の若者の保守化とも無関係ではないと思います。
もっと不良な言葉を吐くバンドがいても、面白いとは思うのですが…。

日時
2014-02
投稿者
こいら
記事
「天皇陛下と皇族方の『おことば』を聞いているか?」小林よしのりライジング Vol.76
No.
96