隼人 の削除コメント

 今週のゴー宣の読み応えは伊達じゃない!
 よしりん先生が以前ライジングで「安倍晋三が約束した9つの課題を後押ししよう」というものを発表しました。私なりに再検証したいと思います。
 ①「公共投資で景気回復」→地方では新たな箱モノや道路の建設計画が続出。さらにオリンピックが決定したので被災地復興に必要な人員確保ができなくなり、復興は進んでいない。尚、アベノミクスの円安効果で貿易赤字は過去最大に、さらに経常赤字に陥った。
 ②「尖閣諸島に船だまりを造り、公務員を常駐」→東京都が集めた寄付金約40億円では費用足りず。もし国費を投入し公務員を常駐させれば、中国との軍事的対立不可避。なお寄付金を集めるように提案した猪瀬前都知事は資金問題で辞職。
 ③「河野談話を破棄し、新談話を出す」→菅官房長官は「河野談話そのものの見直しは考えていない」と表明。もし再検討すれば後述の靖国参拝で米国が表明した「失望」再び。
 ④「今度こそ、靖国参拝をする」→昨年末に安倍は遂に参拝を果たしたが、米国から「失望」の御言葉。さらに第二次安倍政権になってから懇意にしていたロシアがウクライナ問題で欧米と対立。安倍のロシアへの対応が明確でないから、オバマは心の中で「安倍に再び失望」。尚、安倍は英霊を犠牲者と誤認しており、靖国神社が英霊を顕彰する場と思っておらず、参拝する資格無し。
 ⑤「原発を再稼働させる」→現在原発はゼロ稼働。昨年の猛暑も今冬の大雪でも原発は必要でなかった。だがエネルギー政策において「原発は重要なベースロード電源」と掲げており、再稼働の執念あり。
 ⑥「交渉力があるから、TPPに参加する」→2月のシンガポールでの交渉で、重要5品目の関税撤廃を求める米国と対立。米国は今秋中間選挙があってTPPどころではなくなり、交渉はお流れ。
 ⑦「皇統の男系男子継承候補の発表」→女性宮家をつぶしたのは理由あってのことかと思いきや、現在発表なし。昨年の主権回復記念式典やIOC総会に両陛下と高円宮久子殿下を出席させる「皇室の政治利用」を断行。もはや臣としての資格無し。尚、上記の候補者で男系絶対のニセ宮様はTV・雑誌で大活躍。
 ⑧「憲法改正して国防軍を持つ」→9条どころか96条の改正も立ち消え、集団的自衛権の解釈変更を閣議決定で通そうと考え中。しかし、たとえ「戦争ができる国」になっても米国の若者に血を流してもらおうという甘さが目立つ。
 ⑨「下痢をするな!」→最近話題にならないので不明。彼の体は彼がよく知る。ただ戦後最悪の日米関係が彼の最大のストレスなのは間違いない。
 ・・・ほとんど失敗してんじゃん!!改めて思うけどロクなことしかしてませんね、安倍政権。それでも支持率が6割を超すなんて政府も国民も末期です。
 こんな時こそゴー宣が必要ですね。今の日本人に必要なものはズバリこれ!。
「頭山満のようなバランス感覚を養い、権力の暴走を監視し、己を鍛え上げる」

日時
2014-02
投稿者
隼人
記事
「日米関係、歴史問題、消費税増税…どうなる安倍政権?」小林よしのりライジング Vol…
No.
17