dai様、初めまして。
野生動物の肉‥ジビェ、うろ覚えですが、これはフランス語から来ているようです。
シカやイノシシによる被害は甘受できないところまで来ています。しかも高齢化が進んでハンターが人手不足になっていて、すぐにも人材が必要な状況です。もはやハンターは絶滅危惧種IA類みたいなものです。
私は現在、環境NPO理事長をやっていてシカの害を彼方此方で目の当たりにしてきました。シカは食べられる植物は片っ端から食べます。逆にトゲのあるホウロクイチゴやまずいシダ類、毒のあるマムシグサを残すので林床は多様性にかけた代物になってしまいます。
どこかの大学の馬鹿教授、いや絶望的な馬鹿教授がオオカミを獣害対策で放ちましょうと主張してます。東京のアースデイでも、ペラペラ話していました。
第一にオオカミを放しても、オオカミが住める場所はありません。日本の自然の80%はなんらかの形で壊されて、改変されています。そもそも外来種を放すという発想自体がおかしいです。それに資料を掘ればオオカミとシカの増減には相関関係はないようです。
鹿肉はいけますよ。あのc.wニコル氏が鹿肉食の勧めというタイトルの本を出していまし。鉄分が豊富で疲労回復にも良いです。
ただし、冷めるとあっという間に、脂が固まってしまうために、暖かいうちに食べると美味しくいただけます。
また、オオワシやオジロワシといったウミワシ類がシカの死体に残った鉛玉のカスを食べて鉛中毒になって死んでいく事例が後を立ちませんでしたが、鉛玉の所持を禁止する法律ができてなんとか解決へ向かいそうです。お巡りさん大変でしょうが。