更新お疲れ様です。
こういう質問してきた人、いるんですねぇ。
ただ前回時点での質問を考えると、なんか応募時期が関連あるような気がします。
というのも、時期からすると
「よしりん先生が和田秀樹氏の記事を取り上げる前」
だということです。
なにしろあの時の週刊新潮の特集記事、
まっさきに掲載されていたのは和田秀樹氏の記事だったのですが、
そのあとのゴー宣道場でもおどれら正気かでもライジング掲示板でも
和田氏の記事は取り上げられていませんでした。
一方で後の方に書いてあった辛酸なめこ氏や片田珠美などは取り上げていたので。
ましてや笹師範はこの時の新潮をもって「おどれら」のゲストに来ていたのにです。
そして初めてここで和田氏の記事に触れたコメントが出たのは
前々号ライジングの掲示板No.141のまーさんのところです。
(その時私はNo.147を書いていました。)
そして和田氏は
以前から眞子さまだけでなく皇室を叩きまくっていましたし、
その時の自分が引用した和田氏の記事
「『皇室という特殊な場所で生まれ育った』、
『いわば“世間知らず”』の眞子さまが
このタイプの男性に引き込まれる可能性は十分あると思います」
というのは
今年のGWの女性セブンですし、
ましてやブログで
「愛子さま問題にしても、宮内庁はいろいろな原因を外に求めて、
愛子さまのメンタルヘルスを守る手立てをとっているように思えない。
実際、雅子さまの大野先生にしても、小和田家の知り合いだったという話を聞いている。
宮内庁の役人がアホな上に皇室の人々の心の健康を考えないから、
こんなことが頻発するのだろう。
ただ、そういうものがなくても、
タフな人はタフだ。
秋篠宮妃などはそんな印象を受けるし、あくまで伝聞だが
(それでも学習院に子供を通わせている人からの一次情報だが)、
娘さんは二人とも、相当メンタルにタフな人のようだ(これ以上は書けないが)。
宮内庁がしっかりしないのなら、
元々タフな人をお妃にするしかないのだろうか?
ただ、娘さんの噂話を聞く限り、
タフすぎるのもどうかと思うし、
その弟が同じくらいタフな天皇陛下になるというのも、
ちょっと不安を感じてしまうのだが」
と書いたのは
今から11年も前の話なのです。
だから「淑女画法」で木蘭師範が
「ライジングのよしりん先生の記事で初めて知った」
と言われても嘘臭く感じてしまうし、
笹師範が和田氏のコメントが先頭に掲載された新潮を持ってきながら
何もおどれらで言わなかったことが、
以前コロナの件でゲストに呼んだ時の反応もひっくるめて
「小林よしのりライジング及びゴー宣道場は『和田秀樹氏を支持している』」
というあらぬ誤解を招いてしまったような気がします。
むろんそれはアホたれな話です。
ですが昨今、前回及び今回のライジングでよしりん先生が今回強調して
「皇族には反論権がなく、
実際に皇族の方々が報道等に対して具体的に反論をされたことは、
かつて一度もないのだ」
と繰り返して常識的な事を言わなければならなくなってしまった
事態が起きてしまったことでもわかるように
『わざわざ言わなければわからない』
そんな人は圧倒的に増加しています。
すなわち「よしりん先生が突っ込まない人=よしりん先生が正しいと思ってる人」
というふうに。
現にゴー宣の読者にもコロナ論の読者にも
「小林よしのりはゴー宣およびコロナ論で橋下徹を非難していない、
すなわち同じモーニングショーを非難している橋下徹がコロナ論では正しいということになる
よって小林よしのりと橋下徹は対コロナに関しては同じ考え」
と思い込んでる人、意外に多いんですよこれが。
まとめてよしりん先生と橋下徹氏を一緒くたにして非難した玉川徹がまさにこれ。
そして今、橋下氏が2年前から「まず法改正しろ」と
言い続けていたように今や
「ワクチンやマスク、ワクチンパスポートの義務化、感染者の徹底追跡」
が実現しようとしているのにです。
現に「日曜報道THE PRIME」の先々週、10/17の放送で
(https://www.fnn.jp/articles/-/255117)
橋下徹氏が山際大臣に
「視聴者アンケートでも
ワクチン接種証明書の提示を求める店を求める声がすごく大きい。
やはり安全性、安心感ということだ。
政府の立場としては、
ワクチンの強制しない、あくまでもワクチンは任意だと言わざるを得ないだろう。
では、店や旅行代理店などの
民間事業者がワクチン接種証明書を持っている人しか参加させないとして、
客に接種証明書の提示を義務づけることを政府は認めるんですか?」
と詰め寄って
「政府はお店、民間がそうすることに口は出さない、行政指導する考えはない」
と言質をとってました。(翌日のめざまし8でも強調してた)
すなわち民間のお店、企業が
「ワクチンパスポートのない人は店に入れない、入社させない」
ということが可能になったのです。
皮肉な話、現実がどんどん大変なことになっているのに、
こちらの議論が気休めのような
蛸壺化しているような気がしてしまうのは気のせいでしょうか?
それだけに明日の大阪おどれらに強く期待をしています。
さて、話を戻して
「常識化したことをわざわざ言わなければわからない人が増えている」
というのがまだまだいることが証明されたのが、
まさにレッテルを貼ってこんな質問した人がいることです。
「虐め被害者を狂気の復讐予備軍にしています。けれども、眞子さまには当てはめませんでしたね。」
これはいうまでもないでしょう。
よしりん先生が書かれている通り、「反論権がない」からです。
要するに、それさえもわかっていないからこんなことが言えるわけです。
我々一般人にも通用する理屈を皇室にも適用している
浅ましい、醜い有様がまさにここにあります。
それをわかりもしない少々どうかした方々が
今回のバッシングのように
鬼の首をとったように糾弾するのです。
ただ、ただでさえひどい小室さんへのバッシングがさらにひどくなったのは
「小室さんがいじめ加害者だったこと」が週刊誌でクローズアップされてからです。
いわゆる「小山田騒動」の真っ最中だったことも無関係ではありません。
これ以降、
「いじめ加害者には絶対にまともな人生を歩ませてはならない」
という思想が加速した傾向があり、アホみたいな五輪反対運動を加速させたのも真実なのです。
まさにこの人が掲示板に書いた
『心外だぁ、心外だぁ、心外だぁ、高貴な皇室に対して弱者が強者を諫めているだけ、弱者が強者を諫めているだけ、義で諫めている正義、だからバッシングじゃ無い、バッシングじゃ無い、バッシングじゃ無い、義と正義の行為だから、いじめじゃ無い、いじめじゃ無い、いじめじゃ無い、こんな下賤で報われない俺たち私たちが羨望と嫉妬にまみれた不満の吐け口を誹謗中傷とするなんて言いがかりだ、それこそ俺たち私たちは、いじめ被害者だ、いじめ被害者は100%正義、だから何をしても許される、指殺人の責任は取らされない、怨み晴らすメントは正義、自殺テロも正当化される、だって被害者は100%正義だから。』
といったところですかね。
何より今の世の中、特に登戸の通り魔事件のあたりから
「人生うまくいってない自分は社会からいじめられた被害者、人生うまくいってるのはいじめ加害者」
なんて思想が表に出てきてしまいました。
「そもそもイジメというものは黙って傍観しているだけでも罪である。
脇からひとこと、ふたこと揶揄しただけでも共犯者なのである。
イジメられている側を積極的に擁護し、
目の前で行われているイジメを止めようとする者以外は、全員が悪になるのだ」
よしりん先生の前回のこの一言は正しいと思います。
ただ、今の世の中、
「いじめられたと感じたらいじめ」という言葉が成立してしまったように
「𠮟責や助言、指摘などの否定的な言葉をすべていじめ」
とする事態が常識化してしまいました。
現実、弱者が卑怯に利用する免罪符になってしまったのです。
それはまさにかつてないポリコレ騒動であり、
コロナ禍もあってこの思想はどんどん強くなってきています。
いじめについても、この言葉についても
じっくり考えねばならない。そう思います。