DThroat の削除コメント

こんにちは。
いつも皆さんの戦い方を見つめながら、
自分がどう戦っていけばいいのか、意識しながら世間と格闘しています。

昨日、コミケの開催が発表されました。
運営表明の概要は下記の通りです。
①サークル参加者(作品を売る人)、一般参加者双方に
 ワクチン接種証明orPCR検査による陰性証明提示義務化。
(政府提唱の「政府のワクチン・検査パッケージ」導入)
②来場可能時間とスペースを指定した事前来場券販売。
 自由入場の禁止。
③東京ビッグサイトの各展示棟の往来を禁止。
上記③については緩和可能性有と含みを持たせていましたが、
①②については「都およびビッグサイトのガイドラインに即し」とあり、
また「政府の実証実験に参加」と明記されていました。
身もふたもない言い方をすれば、
コミケは「体のいい実験台」になったというわけです。

小林先生のような本物のプロからすれば、
コミケは所詮アマチュアの集会に過ぎないと思いますが、
一種のお祭りで、確かに楽しい場所でしたから、私はずっと参加していました。
買う側としても、描いて参加する側としても。
コミケ運営は常々「自由な表現の場を守る」と表明していましたが、
今後は「からっぽでただ巨大なだけの商業取引所」になっていくでしょうね。
コミケは同人誌即売会のデファクトスタンダードという面もあるので、
恐らく日本全国の小さな即売会も、これに従っていくのでしょう。
概ね予想していた流れですが、予想以上であったのは
「ワクチンを打ったからここはフリー!」というシラの切り方で、
区域内は従来のイベントの雰囲気にすると思っていたら、
「密になるからこちらで指定した時間とスペース以外に来ちゃダメ。
 時間とスペースはこちらでランダムに抽選します」としたこと。
これじゃ、一般参加者だって何のために行くのか分からなくなりますよ。
単なる仮定ですが、ここまでの規制を採り入れたのは、
単に政府や都の圧力だけでなく、ツイッターにうじゃうじゃ居る、
「(自称)コミケ参加歴数十年、運営にも知り合いがいるベテラン(揃いも揃ってワクチン賛美)」たちの
ご意見もそれなりに影響しているのだと思っています。
(プロならファンや購買者との間には厳格に一線を引きますが、
コミケはあくまでアマチュアとボランティアの集まりなので、
そういう人たちの声が、運営に携わる人の決定に影響を与える可能性は
十分ある話だと思います。)
コミケで人気のハイアマチュア作家たちも「諸般の都合」と称して
(当選したのに)参加辞退を表明しているケースが続出しています。
彼らはある意味、ネット時代を上手く生きていますよね。
商売上手なんです。リスクある泥船に乗る気は無いということなのでしょう。

私は参加するかどうかはここでは書きませんが、どうするか決めてはいます。
(ここでそれを書いたら「反ワクチンの尖兵、鉄砲玉をコミケに送り込む」とか
下種の勘繰りを働かせて暴れまわる人たちが大勢いると思うので)
そもそも、どっちの方向で決めても
「お前は政府の手先になるんだな。覚えてろ。ワクチンファシズムの手先め」
もしくは
「みんなキチンと従ってるのにワクチン打たないとか、お前のはただの我儘」
しか言われないのが分かり切ってるので、
もう自分がどうしたいのかしか無いと思っています。
そもそも、漫画や絵を描く動機なんて、そういう「主体性」ではないのでしょうか?
主体性を突き詰めてプロになる人(小林先生がずっと訴えていたこと)もいますし、
今のコミケの姿勢と、創作の根本である主体性は、衝突するはずなのですが、
WEB上の意見は「衝突するのはただの我儘」というものしか見かけません。
分かってはいたことですが、実際見せつけられると気が滅入ります。
仮に参加するとしても、PCR検査で陽性になったら入れないのですけどね。
それに何より、単にネットでやり取りするだけでは味わえない、
それこそコロナ禍で皆が飢えている「人と人の直のやり取り」が
コミケには確かにあって、それが私がずっとコミケに行っていた理由です。
プライベートの付き合いなど無く、
あの場所でだけ作品をやり取りしていたという関係もありました。
(プロの中にはそれが「傷のなめ合い」にしか見えないという人も居ますが)
きっと参加するにしても、これが最後になると思います。
コミケでコロナやワクチンに関する主張をするとか微塵も考えていません。
そんなもん書いても全く楽しくないですし、
いつかの航空機マスク拒否から暴走した某氏と同じレベルに堕ちます。
ただ、直接の主張でなくても、人の身体や自然がどれだけ奥深いものなのか、
それを読み応えのある形で書いていくことはできると思っています。
でも、間違っていることに対して、言わなければいけないことは言い続けます。

長々と申し訳ありません。
甘えだと分かっていますが、ここくらいでしか
自分の気持ちを記せる場所がありませんでした。
このことについてはもう甘えません。争うのではなく、戦います。
失礼いたします。

日時
2021-11-13 16:09
投稿者
DThroat
記事
「自称保守派こそ、皇室を破壊する【勢力】である」小林よしのりライジング Vol.415
No.
83