コロナ論4、拝見させていただきました。
正直、コロナ論1が出たころはまだアホな世間を「どうにかできる」と思っていましたが
結果としてはこちらと世間がどんどん離れていくばかりで
むしろこちらの方がカルト扱いされてしまうというとんでもない事態になるとは思ってもいませんでした。
今回の選挙結果といい、あまりにも日本人はテレビに振り回されすぎなのがよくわかります。
結局オウム事件のころから日本人は変わっていない、いやもっとひどくなっていると言わざるを得ません。
こないだの揚井氏はまさにその「世間の代表」としての意見でした。
2年をかけて「常識がそうなってしまった」というなのことです。
それにおいてはマスコミの影響が非常に大きいとしか言いようがありません。
まさに今回の選挙結果はそれを証明していました。
特に今考えなくてはならないのはコロナ、そしてワクチンを契機にした
「日本の監視社会化」でしょう。
第5章での「日曜報道THE PRIME」(番組名は書いてないが)での
河野大臣と橋下徹氏の対談、
そして125-126ページにある平井大臣の発言です。
連載当時、第5章にあるように「狂ってる!」と書いていますが
その「狂ってる!」というのが一般常識になりつつあるのです。
第5章にある橋下氏と河野氏の詳しい対談ですが、
https://www.fnn.jp/articles/-/212201
にあるのでご覧いただけると助かります。
そしてその第5章にある対談の中でも
(あちらは一部抜粋なので)
最も驚愕したのがこの発言です。
「僕はワクチン普及が最重要ポイントだと思う。
若者に対して、僕はずっと「半ば強制(接種を)」と言ってきたが、それは憲法上できない。
日本の教育の結果、今の若者が自分の利益を第一に考えることは決して否定できない。
であれば、その利益を見せてワクチンを打たせる。
これにはいろんな意見がある。
ワクチンを打った人だけ、例えばスポーツ観戦できる、
あるいは店に行って酒を堂々と飲めるようにする。
これに関しては、「差別につながる」という意見がある。
しかし、「差別につながる」というきれい事の話よりも、
やはり日本の国を守るために若者にワクチンを普及させること。
利益と結びつけて、ある意味ニンジンをぶら下げて
若者にワクチンを打たせることは、必要不可欠だと思う。
差別の話と、ワクチンを普及させる話と、両方実現できればいいが、
政治は優先順位だ。どちらかを捨ててどちらかをとらなければいけない。
僕は絶対ワクチンの普及率だと思う。
差別ということを抜きにワクチンパスポートをフル活用してもらいたい。
それを政治が決断してもらいたい。」
その後にも田村大臣にこう言っています。
「僕は『ワクチン普及』が最重要ポイントだと思う。」
僕はずっと『半ば強制』と言ってきたがそれは憲法上できない。
だから利益と結び付けて、
ワクチンを打った人だけ、スポーツ観戦や酒を堂々と飲めるようにする。
ある意味ニンジンをぶら下げて
ワクチンを打たせることは『必要不可欠』だと思う。
差別ということを抜きに
『ワクチンパスポートをフル活用』してもらいたい。
それを『政治が決断してもらいたい。』」
「ルールを守らないとこから拡大してるから、
『国民全体に義務を課す』
『守らないところを守らせる』ような強力な罰則、
マスク外して会話するような所は建前上制限をかける
『政治が法律をつくらなければいけない』」
「特例法の施行令の中で
『大臣告示』でルール決められるのだから
今すぐ義務化するべきでしょう」
「国民一般に罰則付きの義務がないのは、
先進国で日本だけなんですよ。
僕はずっと前から『マスクなしで会話する』ことを、
則付きの禁止条項を入れて、国民に義務を課すべきと言っていて。
いろんな政府与党の幹部に伝えるんですけど
『憲法上、私権制限は難しい』って言うんですよ。
だけど、飲食店にはものすごく強烈な私権制限をするわけでしょ?
非常事態で、
どこかで国民の自由を制限しないといけないんだったら、
政治家は腹をくくって法律を作ったらいいわけじゃないですか。
飲食店、医療界、国民に対しても義務を課すってことをやればいいんですよ」
さらにその後にも
「『ワクチン接種の有無で会社内での配置転換』をしたり、
『ワクチン未接種は会社に採用しない』とか、
民間での事実上の義務化も検討していくべき。
これは今まで政府が
ワクチン証明書の活用というのは否定的で、
差別につながると。
打たない人に対する差別につながるからということで。
ずぅーーとこの番組でいろんな方に、
政府与党の方にお聞きしたんですけど、
みんな否定的だったんですが、
やはりこれはもう、活用する方向で。
やはり使える部分は積極的に使いながら
特に飲食店なんかは営業の自由制限されてますけど、
ワクチン接種者を対象にする営業だったら、
僕は酒類の提供いいと思うんですよ。
『重症化にならない』わけですから。
飲食店なんかは制限されてるんだから、
ワクチン接種証明書を、
とにかくフル活用して、この営業の自由を再開させる」
また、橋下徹氏と平井大臣の対話については
すでに「去年末」に
「大阪コロナ追跡システム」や「COCOA」が義務化されないのはおかしい、
と言ってたりします。
要するに(これは当時から橋下氏が「グッとラック!」などで言っていましたが)
「来るべき感染症社会に向けて
ボヤはボヤの内に抑えるために
自治体のみで「緊急事態宣言」をだせるようにする」
「感染者を徹底追跡してピンポイントで抑え込むようにする、そのためのコロナ追跡システム」
木蘭師範がブログでB’zの音楽フェスについて書いていますが、
むしろ突っ込むのが遅すぎたといわざるをえません。
なぜなら去年から始まってて、阻止も抗議もできることなく
ついに実行されてしまったのですから。
10月にワクチン有無による飲食店ゾーニング実験が開始した時
「めざまし8」でこういっています。
橋下氏
「本当に飲食の場が危ないのかどうかということを、
飲食店はアルコールとかどんどん提供してみていくべき」
カズレーサー
「感染者がどういうふうに拡がっていったか、
それを終える実験ができればいいと思うんですけど、
感染した方を完全にトレースするということは難しいというのがあるので
本当に最後までどこでどういうことをしたか、
全員が公表してくれない限りは難しいんじゃないですか」
橋下氏
「だからそれを『トレースするのを』
本当はやらなければいけない、これはもう去年からやらなければいけない、
むしろ感染者が増えてるところでやらないと意味がないんですよ!
薬の効果を調べる治験も感染者数の少ないとこでは感染できない、
むしろこういう感染者数が増えているところであえてアルコールの提供をするとか。
だけどやはり日本政府といいうのは国民から批判受けてることを恐れてるのか、
感染者数を出さない対策強化をやるばかりで意味ないと思うんですよね」
もう、コロナを契機とした完全な行動監視社会へですね。
また125-126ページに掲載された
9/5の民放での平井氏の発言
「平井デジタル担当相が意欲年内にワクパス実用化へ」
とありますが、これはまさに「日曜報道THE PRIME」での発言で、
ここでゲストの平井デジタル相に橋下氏は
「デジタル化すればコロナ対策で
『どこまでも濃厚接触者を追える』
そして出席ということを前提にしない教育ができる」
平井大臣も
「一気にやるには今しかない」と言っています。
以前から言いましたが、この状況に大きく政界に影響を及ぼしてるのは
マスコミ、中でも橋下徹氏ではないでしょうか?
8月のたしかミヤネ屋かゴゴスマですが、
こういう発言をしています。
「要請とかのメッセージよりも、
もうやることがあるんですよ!
ただそれは政治として物凄くヤリにくいからずっと避けてきた事で!」
一つは、アストラゼネカのワクチンを活用することです!
ただ僕はね、もうモデルナ打ってしまってますから
「お前、モデルナ打っておいてアストラゼネカ勧めるか!?
って言われるかわからないですけど」
「二つめは、自宅療養者に関してどうするのかを
法制度化する。開業医にやってもらい、
報酬を上乗せする。そして外来で
検査を法制度化」
そして驚いたのがこの後。
「三つめは、日本だけです国民一般に義務を課してないのは!
飲食店にはいろんな義務を課す、けど我々国民に関しては、
路上飲酒も禁酒の義務もない、
お店でマスク外してバカ騒ぎすることを禁止する義務もない
『世界各国どこでもみんな国民にまず義務を課すんですよ!』
で、これ飲食店に注意をさすんじゃなくて、
ほんとに全員取り締まりができるかどうかは別としても、
ポスター掲げて「バカ騒ぎしたら罰金五十万ですよ!」
「警視庁!」とか「大阪府警!」って出せば
そりゃあね、多少は効果はあると思う。
やっぱりまず国民がまずその罰則付きの義務を受けて
で、そこから次、飲食店とかの話」
・・・正直、選挙の結果と橋下氏の政界影響力からして
このままでは実行される可能性、高いです。
現実に9月に河野大臣呼んだ時も
橋下徹
「ワクチン接種の有無で会社内での配置転換をしたり、
ワクチン未接種は会社に採用しないとか、
民間での事実上の義務化も検討していくべき。
これは今まで政府が
ワクチン証明書の活用というのは否定的で、
差別につながると。
打たない人に対する差別につながるからということで。
ずぅーーとこの番組でいろんな方に、
政府与党の方にお聞きしたんですけど、
みんな否定的だったんですが、
やはりこれはもう、活用する方向で。
やはり使える部分は積極的に使いながら
特に飲食店なんかは営業の自由制限されてますけど、
ワクチン接種者を対象にする営業だったら、
僕は酒類の提供いいと思うんですよ。
『重症化にならない』わけですから。
飲食店なんかは制限されてるんだから、
ワクチン接種証明書を、
とにかくフル活用して、この営業の自由を再開させる。
この議論はぜひやっていただきたいんですけどね。」
河野大臣
「いろんな業界で積極的にそういう議論をしていただいて、
こういう特典がありますよということは、
おそらく議論が始まってくるんだろうと思います」
橋下徹
「これ先行しても飲食店とかそういうところはですね、
先行してワクチン接種者のみを対象にした酒類提供やりましょうよ。
今政府の方が酒類提供全部禁止してますけど、
いやいいんじゃないか、重症化抑えられるのなら。
これはもう政府としては認めてくれるんですかね」
河野大臣
「緊急事態宣言でお願いをしているときにどうするか、
それはある程度政府がルールがある程度いいですよと、
業界で考えていくことになるんでしょうね。
いきなりそれは関係なく我々こうやりますと、
いろいろ凸凹でてきてしまいます。」
橋下徹
「いや、ぜひ早急にだしていただきたい」
河野大臣
「年内に接種証明アプリ作ります」
という橋下氏の河野大臣に対する説得が
「交差接種やワクチンパスポートの義務化」
という形で決定つけられたということです。
またコロナ論4に掲載された平井大臣の発言のあった同じ番組で
平井大臣が出る前に自民党総裁候補が全員出演して、
現岸田首相を含む自民総裁候補者全員に向けて
橋下徹氏が
「今回のコロナ禍においては
国民に対しても医療界に対しても
『お願いじゃなく命令しなくてはならない』、
『法律を作って罰則、義務を課さなければならない』。
これを安倍さん菅さんはできなかった。
『そのせいでコロナ禍の対応が混乱』した。
『国民に命令、罰則を課す』。
その覚悟はおありですか?」と。
その結論が
「まったく橋下さんの言う通りです」
だったのですから。
この発言はまさに
現首相ふくむ自民候補者は
ことコロナ対策においては
『橋下さんのいうことが正しい。橋下さまのいってたとおりにするのが正しい』
という結論をだしたわけです。
かなり前から、
「このままでは徹底監視社会になる」と言ってたのに。
結局そういう世の中にならないために橋下氏をマークしていたのに、
軽く見た結果がこのザマなんです。
正直、こちらでの橋下氏のマークは薄かったといわざるをえません。
現実に橋下氏の発言により、
「民間企業はワクチンパスポートなしの人を採用しない、解雇できる」
ようになってしまいました。
それだけではありません。
先ほどの橋下氏と平井氏の会見、
そして橋下氏の発言を総合して驚いたのが
「来たるべき感染症社会に対抗するために
マイナンバーと紐つけて
全ての感染症にワクチンパスポートを義務づける」
ということです。
すなわち事はコロナだけでは終わりません。
インフルエンザも、風疹や麻疹も、
すべてワクチンの接種なしでは
外食することも娯楽を楽しむことができない
就職も就業もできない、
そんな世の中になるということです。
この「決定事項」を覆すためにも
よしりん先生の「わしに何ができるか?」
はまさに大きなテーマであるし、
今回の「コロナ論4」は大きな力になるということです。
ただ、あまりにも読解力のない日本人にこれが理解できるかどうか?
読解力がなくてストーカーのようにこだわるのっているからなぁ。ここにも。
追伸。Q&A、回答ありがとうございました。
大阪「道場以外はたこ焼きしか見なかった」
これ、いろんな意味で大きい…。
逆に大阪、見るべきものがないほどひどかったという意味にもとれますからねぇ。
そして大阪の番組、rokuさんが書いてた
「東野&吉田のほっとけない人」
(https://tver.jp/corner/f0089268)見ました。
がかなりひっくりかえる内容だったことは言っておきます。
もうあなたが書いていた「国民感情を考えて5類に落とせない」
「無症状が見れなくなる」どころの話じゃないじゃないですか。
「ワクチン接種が7割を超えた日本、そのおかげで感染者が激減」とか。
「ワクチンが危険だという言い方はダメ」
「打たない人はアルコール提供してる店は控えてもらう」
「医師会とガチンコで喧嘩した政治家は僕だけ」
あ、コロナ論4の読了からみの話だけになってしもた・・・