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今日のモーニングショーのパネルはコロナでした。まずはまんぼう延長の話から。

石原「若年層と高齢者層ではリスクが違うから共存できる人とできない人がいる」
山口「(自分がコロナにかかった経験から)肉体的には共存できるけど感染することが社会的に容認されない空気があるので責任を感じてしまう」
まさにコロナを第2類相当にしていることの弊害ですね。それについて玉川。
「若年層と高齢者でリスクが違うというのはオミクロンだからというわけではなく最初からそうだった。何の医療の施しを受けられずに亡くなった人が約30%」
その数値もどこから算出したのかと問いたいが、医療の施しを受けられないのは第2類相当にしているからだぞ。

そこから分科会で出口戦略を議論するという話。
分科会の小林慶一郎は「①ワクチン接種②検査体制③経口薬の3点セットがあれば出口戦略を描ける」との意見らしい。その3条件についてはやれやれとしか思えないけど、インフルエンザ扱いにしたり全数調査をしなくてもよくなるという見通しを立てていたことは賛同できる。これについて二木は「インフルエンザと違い感染対策をしてもコロナの感染者は出ている。全数調査をしなくなると感染状況を把握できなくなるからインフルエンザ扱いにはできない」と発言。いや、馬鹿みたいに検査しているから感染者(陽性者)が見つかるだけだろう。インフルエンザでこんなに馬鹿みたいに検査していなかったし、それでもインフルエンザ対策はできていたはずなのに。専門家を名乗るのはやめたほうがいいよ。

次いで山口「3点が揃わないと規制を緩められないというのは世界を見ても特徴的。経口薬が大して普及していないデンマークでも緩めているけどそれが世界のスタンダード。施行令でも肺炎を相当程度発症するのが要件だけど肺炎を発症する例は少なくっている」とその要件に疑義を呈するが、二木が言うには、「肺炎の症例は少ないけど高齢者の方がかかると基礎疾患が悪化して亡くなっている例がある」とのことですが、山口の話を全然聞いていないというか意図的に無視しているまさにペテン師そのものでした。

そして山口「命の判断をしたくないのでは」石原「若者と自分のように年を取った人とでは失ったものが違う」と良識的な意見が出てくるのですが、玉川がこのまま黙っているわけもなく山口とのバトルが始まりますが、ほとんど放送事故レベルでした。

玉川「(鼻で笑って)山口さんは世界のスタンダードと言いましたが、それはワクチンと検査を前提にしているのであって経口薬が普及して初めて高齢者の感染を防くことができ出口戦略を描けるのでベースがおかしい」
いや山口は経口薬も大して普及していないと言っていたが完全無視か。

山口「オミクロンでは致死率が低くなっている」
玉川「山口さんは知性の高い方だと思っているのでびっくりですが致死率が低くても感染者が増えれば死者が増えるんですよ」
いやだから第5類扱いにすれば済むと言っているんだが。

山口「コロナの死者は関連死も含めている。そもそも1月、2月は超過死亡が多くなる」
玉川「言葉遊びをしているんじゃないんですよ。コロナで死んだ人はコロナにかからなければ死ななかった」
重要なポイントを言葉遊びと切って捨てる態度に愕然としましたが、「コロナにかからなければ死ななかった」って抵抗力が弱っている人が風邪にかかって死ぬのは自然なことだろ?絶句しました。スタジオも完全に凍り付いていました。

羽鳥も「死者をゼロにするということですか?」と唖然としていましたが、玉川は意に介さず「ゼロを目指すべきなんですよ」と続ける。コロナ以外で死ぬのは仕方ないけどコロナで死ぬのは絶対にダメってこと?もう理解不能。また石原の「その3点に絞るのはどうか」という意見に対して、「経口薬の承認のことで下手なことを言うと承認ができなくなるということも考えられる」とも言っていましたが、お前はどれだけ権力を持っていると思っているんだ。流石に二木も庇いきれず「経口薬に過度な期待はしない方がいい」と言っていました。

ここまで知性の欠片もない発言をしかも人を見下した態度でできる神経が恐ろしくて仕方がない。裏を返せばかなり追い詰められていることの証かもしれませんが。

日時
2022-02-14 10:34
投稿者
masa
記事
「30周年記念・『戦争論』の経緯」小林よしのりライジング Vol.425
No.
357