南青山D.J の削除コメント

本日も更新お疲れ様です。

まずは吉野家常務(49)の発言によしりん先生は
「49歳でそんなことを言っているのが不思議でならない」
といっていましたが、
ところがこのあたりの年代でこういう発言してたのがいたのがいました。
実は自分がまっさきに連想したのが

『女は金についてくる』

そう、ホリエモンです。

そしてこの吉野家常務(49)の年齢もですが、
学歴が紹介されたとき、その発言センスもひっくるめて

「もしかしてスーパーフリー関係者ちゃうか?」
(ちなみに「スーパーフリー」というのは98年あたりから集団強姦事件を起こした大学サークルで、
早大、慶大、東大、学習院などなど有名大学生が03年に逮捕された事件で、
04年に集団強姦罪・集団強姦致死傷罪が創設されるきっかけになった事件でもあります。
なお逮捕者も少なく、多数の未逮捕で済んだものもおり、
(さらには主犯の弁護人は日本初の女性検察官で、息子同士が殺し合いになり長男が次男の頭を叩き割ってたりする)
かなり闇の深い事件なので、興味のある方は調べてみてください。
なお全員刑期満了出所済だそうです。)
そしてそのスーパーフリーの連中が言っていたのが
「女は撃つ(強姦する)ための公共物だ」
「新入生の女は酒も弱いし、ゲームも弱いから、すぐにでも回せるんだ(輪姦できるんだ)」
「4月は撃てる(強姦できる)」
「回し(輪姦)に参加しないスタッフは一人前ではない」
「回し(輪姦)によって連帯感を高める。そうすればやる気が出る。それがイベント成功の秘訣である」
などなど吐き気のでるような言葉が。

ていうかまんま吉野家常務(49)と通じますね。
もしかしたら「いろいろやって逮捕を免れた人」だったりして。
・・・・・・と言いたくなるわ。改めてこの事件調べたら。

そして、よしりん先生の
「男系派はなぜかみんな完全に「道鏡コンプレックス」にハマっていて、
皇室で育った生娘は道鏡にヤラれちゃうと思っているのである」

という一言。これで思い出したのが
和田秀樹氏が
(前回のライジングに引き続きここでもでるか!)
去年の『女性セブン5/20.27合併号』で
「宗教上のカリスマもそうですが、
人間は『この人と一緒だと強くなれそう』
と思える人といたい、と願うものです。
『皇室という特殊な場所で生まれ育った』、
『いわば“世間知らず”』の眞子さまが
このタイプの男性に引き込まれる可能性は十分あると思います」

といっていたこと。
もぉなんなんでしょうね。
もしかしたら。ですよ。
スーパーフリーといいホリエモンといい和田秀樹といい吉野家常務(49)といい。
このへんの学歴エリートさんたちに共通する意識だったりして。

話を戻して、よしりん先生が指摘したように、
今回のはまさに「経営者になってはいけない人間が経営者になってしまった」例です。
自分の扱う商品を、ただの数字、金としか見ていない人間を経営者にしてしまったわけです。
(いってみればこれが新自由主義経営の本質ともいえる)
だからこそ
「自社の商品を違法薬物に例え、そこで作る人間、働いている人間、購入する客までバカにする」
ことができたのです。

そして、吉野家はこんな人間を常務にしていたのだから、完全に食品会社としては崩壊レベルです。
発覚してから辞めさせるのも遅すぎました。

おもえば吉野家は一度倒産しています。
(1980年に120億円の負債を抱えて会社更生法の適用を申請し倒産)
当時のキャッチフレーズは「早い、安い、うまい」だったのに
店舗の急増に伴い、つゆのコストダウンのために粉末のつゆに変更
輸入牛肉の供給不足のため、輸入制限が適用されないフリーズドライの乾燥牛肉の利用に踏み切って、味の悪化
という今回と同じ
「客をバカにした」のが倒産の原因であったわけです。

そこが一気に復活したのは、正直アニメ化もされた「キン肉マン」の影響が大でしょう。
いうなれば、吉野家常務(49)は
「キン肉マン」という作品だけでなく、その作者や関係者、読者全てを裏切ったわけです。

そしてよしりん先生がふれたマクドナルドと吉野家。
それらをはじめとする「安い牛肉」が一気に増えたので改めて考えてほしいのは
1971年の日米貿易経済合同委員会で,アメリカから自由化要求が提示された
『牛肉・オレンジ自由化協定』を忘れてはいけません。
それまで、牛肉というのは高級品で
「超高級霜降りを超高級だから超薄く切って鍋に入れたら無くなってた」
てお笑いネタがあったくらいです。
たしかに、日本人は今安い値段で牛肉を食べることができるようになりました。
その結果、生産地はどうなったでしょうか?
それを考えるのならば、
本来はできないんです。TPPも。水道民営化も。

前回のNo.144で
東京五輪と占領地返還について書きましたが、
今回もまた「外交=戦争」というよりは「武器を使わない戦争が外交である」
ということを(少なくとも自分には)認識させる話でした。
いうまでもなく1964年の東京五輪は
参加国全ての力を借りて、米軍から占領地を取り戻したのです。
もしあの五輪が無かったら、最悪今になっても
渋谷も原宿も駒沢も青山も(以下略)米軍の敷地であった可能性は高いのではないのでしょうか?
誰だってせっかく手に入れたものを、なんの見返りもなしに返還するわけないじゃないですか!

そして2020東京五輪に関しても、
もともと五輪誘致を考案したのは当時都知事に当選したばかりの石原慎太郎氏でしたが、
その真の目的は立川の昭和記念公園などを会場にすることを前提とした
横田基地の返還、そして横田空域を日本に奪還することでした。
そもそも羽田空港の滑走路を見れば、横田空域の日本奪還が前提になっているのがわかります。
だが、石原氏以降の知事は
「東京五輪開催」は受け継ぎましたが
「横田空域奪還」は受け継ぎませんでした。
「横田空域奪還」を真剣に考えていた都知事は石原慎太郎氏が最後だったのです。

事実、2020東京五輪開催を口実に東京上空を旅客機が飛ぶようになりましたが、
「五輪開催」を口実にしても取り返せた「東京の空」はあれだけだったのです。
石原慎太郎氏ぐらい真剣に取り組んでいたら、参加国全ての力を背景にして、
横田空域は取り戻せたのではないでしょうか?

もう一度言います。
当時取られた地を取り返すには
1964五輪という世界的イベント、そしてその参加国全ての力を借りなければできなかったのです。
そしてその部分までも敗戦=占領されてから20年近い時を擁しているのです。
(しっかし青山墓地の道路の隣が米軍敷地なのは知っていたが、
その『統括司令部』の一部をどかして道路にしたというのは正直気分がいいねぇ。五輪さまさまや。)
取り返すという戦争はまだ終わっていない。
それが真実なのです。

日時
2022-04-27 03:57
投稿者
南青山D.J
記事
「生娘シャブ漬けと道鏡コンプレックス」小林よしのりライジング Vol.434
No.
26