配信ありがとうございます。
「謝ったら死ぬ病」ですが、個人的にはかつての自虐史観全盛期の「謝らなかったら死ぬ病」が関係しているのではないかと思っています。
以前、宗教二世の苦労を描いた漫画が某宗教団体の抗議によって削除されるという胸糞悪い事件が起こったのですが、
その事をとある知り合いに話したところ、
「傷付いている信者がいるんだから削除は妥当」
「被害者がいる以上漫画家や出版社は謝るべきだ」
の一点張りで押し切られてしまった経験があります。
本人の名誉の為に言っておくと彼は人間としては間違いなく善人です。
しかしその反面極端に人権意識が強い部分があります。
なので彼の言動を聞くとどうしても慰安婦問題の時の左翼団体を思い出してしまうのです。
自分はリアルタイムで見た訳では無いのですが、あの時の左翼団体も「被害者がいるのだから許して貰えるまで謝るべきだ!」の一点張りで小林先生の話をまるで聞く耳を持ちませんでした。
もしかしたら現在コロナ脳や自称保守に蔓延している「謝ったら死ぬ病」は、かつて日本人の多くが罹っていた「謝らなかったら死ぬ病」の反動なのではないかと思ってしまいます。
小林先生の仰る通り、物事には
「時処位」というものがあります。
なので例えば宗教二世の漫画や「月曜日のたわわ」の件みたいな理不尽なクレームに対してはクレーマーを増長させるだけなので謝る必要はありませんが、デマを流したり汚職をしたりしたのであればやはり人として謝るのが当然だと思います。
本来ならこの手の問題は個々人の良識に任せるのが良いのかとも思っていましたが、今の日本人がここまで劣化している以上それも厳しいでしょうね。