ああ、貴方と他何人かいらっしゃったと思いますが、糞口感染説の本当の目的を誤解されていると思いますね。
感染ルートの特定は手段であって、本当の目的は別のところにあるんですよ。
それは、
「これまでの(飛沫・空気感染前提の)対策は意味なかったよね」
と言うことを示すことです。
さらに言うと、もっと重要な目的は
「つまり、我々は実はこれまで、コロナに対してずっとノーガードだったんやで」
と言うことを示すのが目的であり、
「ノーガードでこの程度なのがコロナだったんだよ」
と示すことが最終目的なんですよ。
人々は最初の頃にコロナに対する強烈な恐怖のイメージを植え付けられたでしょう?
でも現実は大したもんじゃ無いのがデータでも肌感覚でも分かるんで、本来なら現実に引っ張られてそのイメージは徐々に薄れるもんなんですよ。
でもそれを阻害して、両者のギャップを埋める橋渡しの役割を持っているのが「感染症対策のおかげで」というフレーズなんですよ。
これによって、「死のウイルスを専門家と国民が一丸になって感染症対策で食い止めた結果、被害をこれほどまでに抑えることができた」という強固なストーリーが作られ、みんなそのストーリーに酔ってしまったんです。
だから対策に非協力的な奴は、彼らにとって非国民なんですよ。
コレがコロナに対する原初のイメージであり、ココを潰さないと何度でもコロナは復活するわけです。
糞口感染はこの「感染症対策のおかげ」の部分を完膚なきまでに叩き壊せるわけです。
勿論、貴方の示したメタ解析も非常に有効です。
僕も事あるごとにそれを使ってます。
ついでに言えば、ロックダウンも似たようなメタ解析が出てきましたので、そちらも好んで使ってます。
https://twitter.com/makingc19waves/status/1511843084979834881?s=21&t=M5HT5qN8d0G47KWqRNCsNA
ただ、コレらって別に糞口感染説を阻害するわけじゃなく、むしろシナジーがあるんで、どちらが片方なんてケチな事言う必要はないんですよ。
糞口感染ならそもそもマスク意味ないのは自明の理でしょ?
両方言えばいいだけです。
それとね、ここからは完全に僕の考えになりますが、
データというのは確かに重要ですが、データは別のデータで印象を相殺されてしまうんですよ。
それらのデータを精査できる人なら良いんですが、恣意的なデータなんていくらでも作れますからね。
だからストーリーがあって、そこにデータを組み込むというのが非常に強い説得力を持つんですよ。
糞口感染は機序もしっかりして、新型コロナの性質にもしっかり対応しているんで、そこにマスクRCTやロックダウンRCTを組み込んで、機序、現実、データを統合した一大ストーリーを構築するんです。
そのストーリーこそが、コロナへの原初の恐怖を構築しているストーリーを吹き飛ばすわけです。