飛沫感染を裏付けるデータをちゃんと揃えた上で、小林・井上両氏にぶつける努力もせず、議論自体を放棄するという事は、「真理を追究する」という研究者の本分を放棄したも同然の行為なので、大学という「世間」から抹殺されるまでもなく、「研究者としての自殺行為」ですらあるとは思う。
レトロウイルスが人間の進化に影響を及ぼした事等々、宮沢氏の著書から学ばせてもらった事も多いだけに、非常に残念です。
宮沢氏を擁護するつもりは全く無いけれども、「世間」を気にするあまり保身に走る事もなく、純粋に真実だけを追究し、公に向かって発信し続けるには、小林氏や泉美木蘭氏のように、全てのリスクを一人で背負いながら、完全フリーで飯を食えるだけの実力が無い人には、無理なんじゃなかろうか? そこまで徹底して「個人」で活動できる人って、なかなかいないんじゃないだろうか。
それこそ宮沢氏のように、これまでSNSやらTVタックルやらで袋叩きにされながらも、ワクチンに対する疑問を呈し続けてきた人ですら、「抹殺」を恐れるあまり、あんな態度に出ちゃうんだから。
それとも、「言論」を生業とする者にとって、村八分にされたり、組織から首を斬られる程度の覚悟は、アタリマエに持っておくべきなのだろうか? などなど、色々と考えさせられる事件でした。
完全に「観客」目線のコメントで申し訳ないけど。
自分も雇われの身なので、ぶっちゃけ、今現在所属している世間から「抹殺」されるのは怖いけれど(だから「アイヌ民族はいない!」という真実をハッキリ公言できない。)、せめて「世間」に絡めとられ、個を埋没させないように、人生の教訓としよう。 「脱正義論」にも通じる話だな。
あと、話は完全に脱線するけど、7月の札幌ゴー宣道場、すすき野辺りで場外乱闘を開催される事と存じます。3次会もしくは4次会には是非、吉田拓郎ファンの聖地・「居酒屋拓郎」がオススメです。 10人も入れないくらい狭い店だけど。