うーん、消費税の件はちょっと酷いな、と思ったので反論させていただきます。長くなりましたがご容赦ください。
小林先生は国民の三大義務を持ち出されてましたが、別にコレは全ての国民が負わなければならない、と言うわけではないでしょう。
勤労の義務なんかは子供と老人は負わなくていいでしょう?
大体勤労の義務を果たしてない子供にまで納税の義務を果たさなければならない、ってのも変ですよ、常識的に考えて。
それに消費税が施行されたのは1990年代からですよ。
それまでの国民は納税義務を果たしてない非国民か、と言ったら決してそんなことはないでしょう。
その三大義務ってのはあくまで社会全体でその義務を放棄したら社会が成り立たない、くらいの意味合いであって、必ず全員から取らなきゃいかん、なんて杓子定規な意味ではないと思います。
消費税を本気で考えようと思ったら、そんな浅い理屈ではなくそもそも税は何のためにあるのか、を根源に向けて掘り下げる必要があると思いますよ。
そして税を掘り下げるということは貨幣を掘り下げる、ということになります。税は貨幣で納めるものですから。
兌換貨幣下と不換貨幣下では、税の意味合いは違ってくると考えております。
続きます。