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トッキーさんのコーナー
【御意見拝聴よいしょでいこう！】が
回を増すごとにジワジワと確実に面白いです！！
バナーのトッキーさんの似顔絵を見るだけで、
条件反射で笑ってしまうほどです(笑)

ひととおり笑ったあとに、
男系固執主義によるデタラメ発言に、
呆れ返りました。

こんなトンデモ本をわざわざ買って読もうとは思わないです。
だから、我慢して読んでくださっている、
トッキーさんに感謝です☆

このコーナー、ずっと続けて欲しいです♪♪

・・・トッキーさんからすれば、苦痛な要望かもしれませんが(笑)

2015-07

久々に道場ブログで小林先生のAKBの話題が読めて嬉しくなりました。
AKBが朝ドラの主題歌を歌うだけでなく、センターがさや姉ときたので、とても嬉しかったです。僕もついにこの日が来た、と思いました。
来週発売の「ハロウィン・ナイト」より、さや姉センターの「365日の紙飛行機」の方がずっと楽しみです。さや姉の歌声は、日本の朝を必ず素晴らしい朝にしてくれるでしょう。
「365日の紙飛行機」が、歴史に残る名曲になることを祈ってます。

2015-07

ふぁんたんさん、わざわざありがとうございます。
（正直に書くと、同じ日に京都で会った女性で、しかも名前が全て平仮名ということで、ふぁんたんさんとこけけっこーさんを混同していました。ここは「すみま千円」でよろしいでしょうか）
高槻止まりなのはもう１３年も前の話ですが、以来それより西に一人で行ったことがない（用事がない）私にとってはありがたいご厚意であります。都会は京都が精一杯です。大阪は行きにくく警戒します。

カレー千衛兵さんにはプロモーターの才覚がおありのようですね。こうなったら成功を祈ります。私は応募・当選・参加という正規の手続きでよいのでしょうか。
「関西はハズレ！」と言われないように祈ります。アントニオ猪木の異種格闘技戦は関西では凡戦が多かったが、そのようにならないために（これは元坂口さん向けの喩え、よしりん先生にも分かっていただける？）。

参加となれば、まだ悩みがあり「眠ってしまうかもしれない」ことです。皆さんの気分を害してはいけないと思えば、やっぱり不参加になるかもしれません。嗚呼。
だらだらと失礼しました。

2015-07

書き下ろしのゴー宣がどんな内容になるのか想像もつきませんが非常に楽しみですね。
しかし、サヨクもですが、万が一法案阻止が現実のものとなっても、
底辺には9条による幻想的な平和思考からは抜け出す事は結局は出来ないとも、私個人も考えます。
危機感を煽ろうが喉元過ぎれば何とやら、熱しやすく冷めやすいのも島国根性の悪しき習慣だと考えます。
平和と空気は当たり前の如くの感覚は拭いさりようも無いでしょう。
「陛下のお言葉の真意」を理解し汲み取り実践して行けない日本国民は、正直滅びゆく運命なのかも知れませんね。
何もしないで平和を祈る事が「陛下のお言葉」の訳は無いのです。
それは米国の下請け部隊として世界各国に派兵される「似非平和維持部隊」を肯定するものでは決して無いのですがね。

2015-07

ちょっと怒りのコメントを。
来期の朝ドラ「あさが来た」の主題歌がAKB48が歌いますって発表した途端、世間は大ブーイングが起きている。
見もしないで、聴きもしないで何をそんなに怒っているのか。
お前らのやってる事は、ネトウヨ、マスゴミと変わらないな。

2015-07

小林先生、よしりん企画の皆様、今週も配信有り難うございます。

首相にまた健康不安説が出てきていますね、アサコールが効いて難病が治ったはずなのに再発したのでしょうか。
さっさとまた投げ出して辞めて頂いて結構なのですが。

先生が記者会見で語られた「東亜百年戦争史観」は最高に格好良かったです♪

トッキーさん、その御本はアマゾンで１円＋送料。の前は、本屋さんのトンデモ本コーナーに置いてあったのでしょうかねぇ(笑)
竹田詐欺泰さん、そこまで言って委員会には出ておられる様ですが、それ以外テレビで見る事は無くなりましたね。

木蘭さんのブログを読んでいた、まさにその時、娘の最後まで残っていた宿題、
読書感想文の手伝いをしていた私は、こんな事にお金を払うのはまっぴらゴメンだと思いました。

2015-07

本当の戦後日本の70年を語る談話
それは「外国特派員協会での小林よしのり・会見」だと思う

その動画を見たか
その言葉を聴いたか

世界各国の特派員を前に堂々とした押し出し
その気迫　簡潔な生きた言葉　核心を突く論理
真っ直ぐに飛び込んでくる言葉

通訳のために話のまとまり毎で明快に言い切る
見事な英訳と交互に語られることで
日本人はその言葉を咀嚼し
世界の人々は日本語の響きとともに
言葉の意味を心にズシンと受け止める

立ち上がって去る時の「ありがとう」を聞いたか
文字通りあの「佇まい」を見たか
会場はそれらすべてに打たれ
ぐうの音も出ないとはこのことだ

戦後日本の70年を語る
本当の談話を聴いた
---小林よしのり・外国特派員協会でのスピーチ---

2015-07

泉美さんの道場ブログで紹介されていた、夏休みの宿題代行業者ですが、僕も以前朝の情報番組で見た事があります。僕が親なら、恥ずかしくて頼めないですね。注文する親の理由を読んで「どれだけ子供に甘いんだ」とも思いました。
ただその一方で、そもそも夏休みの宿題自体必要なのかという疑問も出てきました。特に疑問なのが、絵日記と自由研究です。自由研究とは言いますが、一体何が「自由」なのか僕にはさっぱりわかりません。
あと絵日記ですが長い夏休みとはいえ、大半は平凡な１日の繰り返しです。そんな毎日日記を書くネタなんて、そうそうないでしょう。「遊園地に行った」「田舎の婆ちゃん家に行った」とか、生徒のプライベートを宿題名目で公開させてるだけじゃないでしょうか。こういう宿題が子供の成長や学力向上に寄与するとは思えません。「塾の宿題が忙しいから、学校の宿題はやっていられない」という親の言い分も、少しはわかる気がします。
学校側は何の為に長期休暇中にも関わらず、生徒に大量の宿題を出すのか考えた事はあるのでしょうか。宿題を通して生徒たちに何を教え、身につけさせたいかという理念・方針が微塵も感じられません。何の理念・方針のない宿題では自力でやろうが、他人に代行させようが、同じではないでしょうか。
学校は事務的に宿題を出す、塾はスポーツジムが会員に無駄なサプリメントを買わせる感覚で宿題を出す。子供は学校・塾の勉強・宿題でへとへとになる。特に運動系の部活に入っている子供は悲惨だと思います。
目先の仕事や利益にとらわれた学校や塾の「教育者たち」が、子供を疲弊させる。そんな教育の構造が、宿題代行業者を生んだのではないのでしょうか。アメリカがイスラム国を生んでしまったように。

2015-07

木蘭さんのブログ読みました、夏休みの所謂代行業者の繁盛は各人のモラルが底辺に来ている証明かも知れませんね、
需要と供給がこんな形でバランス取っても仕方無いですがね、過保護なのも有れど、
それこそパートのお母様方が何時も行ってますが「夏休みなんか無くしてしまえ！」は良くわかる気がします。
普段の勉強を継続的にやってた方が良いと、ウチのパートさんは口説いてますね、
何より一カ月以上も子供が家に居るのがシンドイ！と…
自由研究や読書感想文なんか、稚拙で有っても子供が能動的にやればいいのに。
それこそ宿題なんか要らないのかも知れませんね。

2015-07

宿題代行業者って、ある意味親兄弟祖父母友人にやって貰うという事の進化系ですよね。
大学（通信制）のレポートだって公開されてますから。

テレビでしたが、インドでは外壁を伝って子供に試験の答案を教えるような事態までありますからね。
これも裏で取引して試験官を買収したり。
古代支那も、科挙の試験には自分の下着に答えを書き写して臨む始末ですから。

試験と宿題、違うかもしれませんが鼬ごっこの様な感じがしてなりません。

正に宿題代行もそうですが『卑怯者』が生き残ってしまうんですよね。

2015-07

Vol.144の配信、ありがとうございました。
無駄に長い阿米（アベ）談話の解説、ありがとうございました。村山談話の強化版で対米隷従を加えたワールド・ワイド土下座宣言ですね。いまや日本については、国内よりも海外の歴史家や専門家の方が、真っ当な研究をしている気がします。すごく勉強になりました。
拙者の場合、米国からの謝罪なんか不要で、ニューヨークとワイントンに１発ずつ核弾頭を落として動物実験データを収集してやりたいと復讐心を燃やしていましたが、小林先生の「近隣諸国との恩讐を超えて、和解への道を探るべきである。」の一言で長年の考えを改めました。恩讐を越えなければなりませんね(T_T)　大切な道義を教えて頂いた今号のゴー宣でした。

トッキーさんの『よいしょでいこう！』、爆笑しすぎて腹が痛いです。
直系の愛子さまと、変態詐欺師のキモ竹田みたいなクズを並べること自体が不敬窮まりない大逆です。「常識を超えた痴性」（笑）そのもので、さすが門外漢の名誉教授様！痴識と痴性に充ち満ちた方々です！！敬意を表して、もくれん先生の『ザ・神様！』にあやかって『ザ・痴漢！』と呼びたいです。

よしりん先生、Ｑ＆Ａの回答をありがとうございました！！
　「成文化されたルールより不文のルールを意識」
う〜む、名言です。「不文のルール」とは、歴史に培われた常識や文化などですね。肝に銘じます。実は子供に限らず、浮世渡世のルールに雁字搦めの拙者自身、もう、Breaking The Law, Breaking The Law!! とか熱狂熱唱しながら、無思考で窮屈な Crazy Train からオサラバしたくなるほどです（笑）

ネットに蔓延る「デマ飛ばして知らんぷり」は卑怯卑劣きわまりないですね。国語力や思考力に欠ける無能がバレるのが恐いのでしょう。強気な発言から頭脳と精神の虚弱さが滲み出ているにも関わらず、本人だけがバレてないと信じ込んでる破廉恥マヌケです。しばき隊のbcxxxとか、大爆笑標本かと。
とても言葉を大切にしてそうに見えない盛田って人は本当に作家ですか？　全然知らないので少し調べたら客員教授？　早稲田も看板が大切なら、こんなヤツさっさとゴミ箱処分すればいいのに。編集者経由の作家って、ゴーストライターがいそうでつい疑ってしまいます。偏見かな(@_@)？

2015-07

>>19　20

はじめまして。 >>15 でつぼきちさんを始め、善良な公務員さんの心を不快にさせていましたら申し訳ない事です。私は社会組織の上に立って権謀を働かせる者を対象にしただけです。吸血公務員なんて言わないでください。正当な公務をこなしている公務員の皆様には、常に貧血の中でも、血（税）をちゅうチウ吸って頂きたく思っております。蚊みたいにピシャリと叩くつもりはありません。公務員さんも、他の職種と同じように、激務と承知しております。

昔から、公務員の不正堕落はあったとはいえ、現在、国家公務員の首領がナチズムを遂行し、これを歓迎し、傍観している欧米がおります。安倍晋三は戦後最大最悪の首領です。地方公務員が、人を苦しめている例を見ると、余計に敏感となって申したくなっています。

つぼきちさんが（公務員は）
＞すべては法のとうりに動かねばなりません。
＞市町村長は大統領並みの権限をもっています。
＞公務員は首長と議会には一切逆らえません。

とおしゃる正義と逆があります。地方で目立たないように、強力な権限を使って不正不当の行政をもって個人を苦しめます。この強力な権限に従って、法律を守らず、議会も無視して動く下賎な下っ端役人も多くいるのです。不正が発覚しそうになると、すぐ（栄転）移動させられて風化人事を為します。中共が、不正のあった企業を消してしまい、話の持って行き場をなくす手法と同じです。

（例　宮崎県新富町のいじめ自殺調査隠蔽）
（2015-07-21ライジング号外No.94詳細。）

行政を変えるのは、選挙はもちろん、その支援の現場に入るべきも痛感させられています。しかし、人生設計が定まってしまうと他の現場に入る事も、市民オンブズマンなどになる事も、なかなか、難しく感じます。こちらのコメントを書くのだけでも皆さん非常に大変と思います。読みたいコメントで常連さんがおられますけれども、時間がなくて、なかなか現れてくれません。お忙しいのでしょう。本当は、よしりん先生が総理の席にあるべきです。しかし、先生の作品が読めなくなります。個人の役目について考えさせられます。

それに、組織に入れば、組織の論理に抵抗するのは難儀な事です。海上自衛隊で、虐め犯罪で自死した事件で、自衛官が内部告発して、最高裁で虐め自死がくつがえって認められました。内部告発の海上自衛官は、判決が降りるまで、懲戒処分だとか相当の圧力をかけられました。しかし、最高裁で判決が確定すると、戦争翌日の教師のように、ころっと態度が変わり、幕僚長が遺族に謝罪しに行き、内部告発の自衛官は難を逃れました。希少な例です。

結局は、世界同時革命など幻想であるように、世の人々が、そうならないと、あるべき社会の実現は難しいです。ですから、ゴー宣道場は貴重です。

関西　ゴー宣道場の下見から、十日立ちますね。カレー千衛兵さんや元坂口さんには、頭が下がります。暑かったでしょう。帽子の代わりに、ボン カ、いえ、箱から出したレトルトカレーを頭にくくりつけていたら、昼時には、ちょうどよい温度になっていたかも知れません。ライジングVol.142 の No.104 で、元坂口さんが「私は、カレーの共食いが見れただけで満足です(笑)。」とおしゃってたのが気になります。

御逢いもしていないのに失礼しました。初の関西ゴー宣道場行きたい！行きたいです！

以前、試算をリボンの騎士さんがされておられました。容赦なく厳しい甘やかしの、よしりん企画、ゴー宣道場、ライジング、時間をかけて色々教えてくださるコメンテーターの皆様に感謝です。

2015-07

安倍談話、長いッ！！
読むのが大変でした。
両親に「読んでみたら？」と言ってみましたが、
「読めない」と新聞ポイっとしてました。
多くの人がこんな感じなんじゃないでしょうか…。

これでなんで自称保守が喜ぶのかわかりませんし、
アメリカに確認済みというのを普通に受け入れて
いることは異常ですね。

2015-07

しかし、今回のゴー宣を省みて改めて思うのは、昭和天皇の苦しみも今上陛下の今の苦しみも全て「民意の暴走」によるものだと痛感しますね。
国民臣民の安寧を只管御祈りされている陛下の思いを踏みにじるのは今も昔も変わらず「民意」なのだと悲しくなります。
陛下の思いを忖度してこその「日本国民」でしょうに…安倍晋三を支持する輩もスルーする輩も全て、
「逆賊」ですね、陛下のお言葉をスルーする輩も全てです。

2015-07

満州が逼迫した状態にありながら、日本政府の反応は鈍いものでした。
排日行為が激化したのを指摘しても
「現地で解決せられたい」と半ば責任放棄の格好になっていました。この政府対応について重光葵は
「幣原外交は、外交上の正道を歩み誤りなきものであったことは疑う余地はなかったが、その弱点は、満州問題ごとき日本の死活問題について、国民の納得する解決案が持たぬことであった」
先生が書いているように満州を攻撃する以外の対案がない状態だったわけですね。
石原が一番恐れていたことは、満州を攻撃することによる国際社会の反発です。石原はアメリカ、ソ連は全く日本に容喙する余地がないことを見抜き、「世界を挙げて来攻するも、さらに恐るるものではありません」と本庄繁司令官に言っています。
石原の読みは見事に当たり、スチムソン国務長官は「もし誰かが満州事変を計画していたとしたら最好機をつかんだものだ」と評したといいます。
石原は満州を「満州統治の根本は独立国」にし「日本の持っている権益を贈り物として捧げ、日本人も満州国人として、満州国の構成分子として働きましょう！」と満州の巨頭に約束しました。
この関東軍の暴走について昭和天皇はかなり憂慮しており、若槻首相に対して「満州事件の範囲の拡大を努めて防止すべしとの閣議の方針を貫徹するよう」求めました。
内閣と陸軍が対立している中で昭和天皇は不拡大方針を支持をしていましたが、政府が朝鮮からの増兵を認めた為に昭和天皇はこれを裁可しました。既に世論は満州事変の拡大を支持しており、昭和天皇もそれに従うしかありませんでした。
世論の暴走は昭和天皇も止めることはできません。
満州事変を起こした石原莞爾ですが、支那本土を攻め込むことには大反対でした。
理由は、いまは満州国は育成途上にあること、なによりも支那との民族相互関係を破壊するのを恐れたからです。石原の持論として
「いやしくも満州国の育成を完遂しようとするならば、長期持久の抗戦に徹し、物心両面の備えが肝要だ。かかる暁こそ、蒋介石が参ってしまう時である」がありました。
しかし、盧溝橋から暴支膺懲論が高まり、その世論を背景に武藤章作戦課長は石原莞爾に
「部長閣下、抗日侮日の打倒はいつやるんですか。いけません。いけません。今やらないでいつやりますか！」と激しく石原を批判し、石原も派兵を許可する結果になってしまいました。
近衛内閣は世論に押されるように北支へ出兵し、その波は支那全土に及びました。
石原莞爾が何故負けたのか？というと、理論的には石原の考えが正論であったにも関わらず、世論をバックにした陸軍の強硬派の意見に負けたからです。
満州事変の時は世論は石原の味方でしたが、支那事変の時は世論はすでに石原に見切りをつけてました。
今上陛下のお言葉の「反省」はいろいろな解釈があると思いますが、僕は世論の暴走により、支那事変が拡大をしてしまったこと、それにより、支那との間に深い亀裂が走り、今尚、その傷が癒えなくなった事態を作り上げてしまったことを深く反省します。

2015-07

武藤貴也が自民党を離党したそうです。
さて、次はどこの党に行くんでしょうかね？

次世代？
次世代？

2015-07

欧米諸国は植民地を国連が出来ても放棄しなかっだのは、彼らが進化論に基づいた適者生存を信仰しており、アジア、アフリカを征服し利益を得ることは自然の摂理だとして来たからです。
イギリスに至ってはイギリスの優越的地位こそが人類への義務を果たすことになると欧米諸国にまで押し付けを行なっていました。
「イギリスが自らの独立の為に戦う時には、同時にヨーロッパの自由の為にも戦ってきたということ、かくしてヨーロッパ及び人類の為に果たしてきた貢献は、帝国という名に価するあの偉大な貢献を可能にしてきた」
しかし、第一次大戦後にイギリスの地位は低下し、代わりにアメリカが台頭してきました。アメリカは大英帝国のように自国の利益は世界の利益になると主張するようになりました。既に第一次大戦後中にウィルソン大統領は「アメリカは人類の為に建設された…アメリカの政策は人類の原理であり広がっていかなければならない」
このアメリカの政策は人類の政策であるという独善的な考えこそが、満州事変の一大原因になっていくのです。
1921年にアメリカ大統領ハーディングの提唱でワシントン会議が開かれました。これは支那の領土保全を促進する為に各国共通の方針を確立すること、及び日英同盟を廃止して国際協調外交を作ることが目的になります。
アメリカはヘイ国務長官の時代から支那全土の門戸開放を「核心の原則」としており、「その為にはいかなる努力や犠牲を惜しむものでない」としてきました。
ワシントン会議で結ばれた四ヶ国条約はアメリカが重視する門戸開放を明言しただけでなく、国際的に認知されていたよりも「はるかに明確な解釈」を与えたものでした。
日本はこのワシントン体制を極めて忠実に守ったとアメリカの外交官マクマリーは言っています。
日本にとっては屈辱的でプライドが傷ついたことでしょうが、支那の安定の為に涙を飲んだ格好でした。
しかし、支那の情勢は日々追うごとに激化しており
「国際的な話し合い」で解決できるレベルを超えて行きました。にも関わらず、アメリカは支那に同情する態度を取った為に日本側はアメリカに対して不信感を募らせていきました。
佐分利貞夫は「中国に関するアメリカの政策が理想主義に囚われて、非現実的な利他主義に陥ることがないか」再三懸念を表明しました。
アメリカは支那情勢がいくら逼迫してきても、支那に対して同情的な態度を取り続け、居留民保護の為に出兵した日本の政策も非難し続けました。
そんな日本に大きな転機が訪れたのが張作霖爆殺事件です。
張作霖は日本の勢力を背景に台頭し、清朝崩壊後はその勢力は全満に及び満州王と俗称されるようになりました。やがて支那統一の野望を抱き、万里の長城を越え、北京政権を掌握し、大元帥と号するようになりました。それにより、それまで、協調していた日本に対して反抗して満州から日本の勢力駆逐を図ることになりました。
この張作霖の排日政策について軍人だけでなく、当時の田中義一内閣の外務次官であった吉田茂も怒り、張作霖排除に乗り出そうとしていました。
結局は「満州問題解決は張作霖を殺せば足りる」という信念を持った河本大作大佐に爆殺されてしまいました。
あとを継いだのは「危険なほど、わがままな弱虫で、半ば西洋化しており、あいまいなリベラル思想と父から学んだ残酷な手法」を用いる張学良になり
奉天に国民党旗を掲げ、蒋介石に帰属するという最悪な「中国統一」をしてしまいました。
張学良は南満州鉄道枯死政策を中心に日貨排斥、日人圧迫、さらに膨大な軍備を建設しました。
これにより「ワシントン会議以来の日本政府の穏健な政策に対抗して、満州での積極政策を唱えていた陸軍閥が優位」になり、満州事変が起きてしまいました。そんな緊迫な状況であったにも関わらず、イギリスのセシル卿は国連で「今日ほど戦争が起こりそうな時代はない」と1931年9月10日に演説しました。同年、9月18日に日本は満州への軍事作戦を開始しました。このような現場と現場以外のズレをチャーチルは「政治家が言っていることと、多くの国で実際に起こっている事態との間に、今日ほどズレのある時代は私はどうしても思い起こすことはできない」と言っています。
日本はワシントン体制を遵守しようと、一生懸命でしたが、支那の状況があまりも悪く、話し合いが全く通用しない状況でした。その中でも幣原は協調外交を続けようとしましたが、もはや世論はそれを支持せず、暴走をした関東軍に喝采を浴びせたのでした。

2015-07

最後の文章に同感です！そんな首相が現れる国に、ぜひなってほしいです。切実に、そう思います。

2015-07

今日の産経新聞（私の地域では東京版）は案の定安倍談話を評価し捲くりの論調でしたね。
本当に、安倍だからこそでしたね。

2015-07

配信お疲れ様です、怒涛の御盆も過ぎ去り、猛暑も少しばかり緩んだ様な気がします。

今号のゴー宣の安倍談話の検証、まさに「過去のテンプレート・ロングバージョン」でしか無かったと思い知らされますね。
クリストファー・ソーンが書いている様に、日本は明治以降、西洋式のルールブックに翻弄され、
結局の所アフリカや南米や東南アジアや中東で行われた「近親憎悪を煽り立て同士討ちを誘い争わせる」が如く、
まんまとアジア人同士の戦いに誘導された感が有ります。
満州事変が侵略と言いがたいというのは、中原に関東軍が進行して居なければ？とイフが付きますが、
やはり時計の針は戻せ無いと言う事で戦勝国秩序の中に於いては「侵略」と認定しないと、
また袋叩きに遭うだろうと言う安倍晋三の「ヘタレ・チキン」が露わになったのだと個人的には考えます。
自分独自の文面にしたいだとか、歴史に名を残したい、だとか淡い薄っぺらい私欲を考えて、
国内のポチやネトウヨにマンセーして貰いたい一心での官僚との作文製作だったのでしょうが、
馬鹿には無理だったのでしょう、これ位で勘弁して下さい！とアメリカに「ゲラチェック」を頼み、
まあ、しゃーないな！と、御許しを貰い、ネトウヨもポチもアメリカに診てもらったんだから安倍ちゃんオケ！
と、ばかりに取り敢えずマンセーしとけ！と評価をしてる様です。
こんなのはハッキリ言って奴隷宣言でしか有りませんね、アホらしくて欠伸が出ます、
私個人は安倍談話など「カス認定」でした。
それを汲んでか、またしても泥沼に向かおうとしている政府与党に対しての牽制の意味も有るのか、
陛下のお言葉は素晴らしかったと不敬ながら拝聴させていただきました。
これは安倍政権がやろうとしている「戦争法案」に対しての「民意を汲んだ」痛烈な意趣返しの面も多々有ると忖度します。
とりわけアジア諸国の反応は好意的で、余計に安倍談話のお軽さが際立ちます。
今上陛下の心境を僭越ながら考えると、ご高齢の御身体にムチを打つかの様に、今年はパラオに慰霊訪問され、
新年のお言葉にも先の大戦に付いて満州事変から触れられて、戦没者追悼式でも踏み込んだお言葉を述べられる、
危機感が半端なく有られるのだと忖度しました。
昭和天皇のお気持ちを踏みにじった軍部や世論の様な過ちが、今上陛下にも繰り返させてはいけないと、
強く強く「陛下のお言葉」を拝聴して思い知らされました。

ありがとうございました。

2015-07