遅ればせながら、オドレら正気か岡山の感想です。アンケートに書いていないことを。
安倍と皇室の話で、イメージでものごとを判断する、というのはよくあることなのかな、と思います。この前のQ&Aで質問した、よくわけの分からない質問ですが、多分、そういうことを言いたかったのだろうと思います。つまり、「こいつは小林よしのりの信者」だから、ほかのことも小林よしのり由来だろう、と見られる、ということですね。それで、関係ない人まで迷惑を被るのかな、と思ったのですが、それこそ、その対象となるかたを侮辱しているような気がしました。その人も、自身の実力で出世し、名をあげてきたからなのですから、それをごっちゃまぜにし、評価するのはおかしい、というだけです。
よく二世俳優とか二世議員、二世政治家とかでそういう評価をされる場合などがありますが、親や親戚の知名度もあるやも知れませんが、その人の実力をまるで見ないのは失礼だ、そう言えばいいだけのことでしょう。
司馬遼太郎に「貂の皮」という、秀吉の家臣であった脇坂安治という武将の話があるのですが、わたしはテンの効用で脇坂が出世しただけではなく、本人の実力があり、その内在したものが、貂を媒介として溢れ出たのではないか、という解釈を勝手にしています。
最近のアニメでも、草食ドラゴンに生け贄にされた少女が超人的な活躍をする、という内容のものがあるのですが、これも私的な解釈ですが、案外、何千年も生きてきた草食性のドラゴンには内なる力があり、それがたまたま息のあった少女から噴出しているのではないか、というふうにも見ています、また、おたくな話になってしまいましたが。
密談については、笹さんと「彼」との間にはそういういきさつがあったのか、です。はじめて知りました。「彼」の方が一方的でしょう。人の意見に同意するのも能力の一つです。それを先の話ではないですが「信仰」と一方的にきめつけるのはよくないです(そういう印象を個人的に持つのは構わないし、それもその人の限界かもしれませんが)。
「信者」とか誰かを決めつけたりするのは、その人の偏見であり、世の中にまったく同じ人間が存在するという事実から目を背けています。
かりにほかの面で親切だったとしても、イソップ寓話の、熊に襲われて友を見捨てて逃げた猟師の話と変わらないと思います。最初から、味方ではないのでしょうね。
人に意見を押しつけるな、と言われたことも多々あるのですが、「みんなちがって、みんないい」だとしても、一般の上位基準は(科学的・論理的に)求めないといけないのかな、といったところです。
ということで、やっと「皇室論」、入手。目立たないところに置いてあるから。お金の無駄遣いかもしれないけれども、折りをみて、よんでみます。ではでは。