「倉山皇室論」その49
「おわりに……皇室の存在そのものが尊い。理由はいらない」
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「決定版」と銘うった、倉山氏の本です。
それも「さいごに……」と、著者自身の想い……が込められてる「ハズ」。
また「読者への問いかけ」にもなっていますので、一部を割愛しながらも(割愛部分は、察してください……マウ……)、皆さんの感想をしっかり「胸に刻んで」頂きたいかと思います。
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P251
「ここまで読み終えていただいた方に、いろいろとお聞きしたいと思います。」
「まずこれからも日本の歴史を続けたいですか?」
「この問いに「いいえ」と答えるのなら、あなたは何のためにこの本を読んできたのでしょうか。本書を読み直すか、ご縁がなかったと諦めましょう。」
「ただし、本気で日本の歴史を守りたいと思った方は、本気でこの本を熟読再読三読されたら良いと思います。」
「本書には我が皇室がどのようにして、幾多の試練を乗り越えてきたか、その秘訣が多く書いてあります。」
「何をやれば皇室が危なくなるのかを知ることは、何をすれば皇室を守れるのかと同じ話です。」
「ですから本書は日本の歴史を守りたい人にとって、必読書のはずです。」
「では、なぜ皇室を守り、日本の歴史を続けたいのでしょう。いろいろな理由があります。しかし「これ」という決まった理由はありません。」
「たとえば、「天皇陛下はつねに国民の幸せを祈っているから尊い」という議論があります。それは上皇陛下の御譲位の際にも、譲位反対派から主張されました。「天皇は私心を捨てて国民のために祈っているから尊いのであって、疲れたから天皇を辞めたいとは何事だ」という趣旨でその方たちは反対されました。……略……」
「そもそも、天皇や皇室の尊さは「祈り」だけなのでしょうか。歴史上、何人もいた幼帝は、明らかに祈っていません。……(マウ……続く)……では、祈っていない天皇は、尊くないのか。……略……」
「だから私は天皇や皇室の尊さを一つ挙げるとすれば、「ご存在そのもの」と申し上げることにしています。」
『「どうするのか?」「どうなるのか?」と自分の国の歴史を他人事(ひとごと)として眺めるだけでなく、「どうするのか」と考えたい人の為に、私は本書を著しました。』
「己が何をすべきかが書かれています。」
P253
「本書は、倉山工房の○○○○さん(本文中実名)にお手伝いいただいた。○○さんご自身も作家で、……(本の宣伝なので割愛)……皇室や歴史、特に私の苦手な古代史に造詣(ぞうけい)が深い。「あれって、どんな話でしたっけ?」と軽く専門的な内容を聞ける方にお手伝いいただいているので、……」
「……本書の深みが知り得よう。」
「ワニブックスの○○○○さん(同様に実名)には、本書でもお手伝いいただいた。」
「どんな本を残すべきか悩んでいる時、『常に指針を指示していただいている』(注……『』はサトル記)……」
「……言うなれば、『救国の編集者だ。』(同)」
『我々の時代の「くにまもり」を実現する意思を改めて噛みしめ、筆を擱(お)く。』
『天皇弥栄(すめらぎいやさか)
令和四(二○二二)年十月
倉山満 』
以上です。
皆様、しっかり胸に刻んでください。
私は……さらに「刻む」ことがあるので、この辺で。
長々と駄文失礼致しましたm(_ _)m。
また、「愛子天皇への道サイト」にて、掲載終了時に、改めてコメント欄(愛子天皇への道サイト)にて。
m(_ _)m