おおブッダ!なんたるマッポーの世!……ハイ、すみません。現実がネオサイタマめいてきて笑えません。
ひとまず、配信お疲れ様です。私も苛められていたタチでしたが今回のと比べると余程生ぬるかったですね。気は合わなかったですが分別がついてた分。
それはそうと、卑怯者の島を拝読しました。感想としてはただただ「おそろしい」の一言。大和言葉には「怖い」と「恐ろしい」の2種類の恐怖をあらわす単語(もっとあったりして)がありますがあの漫画に「怖い」という言葉は逆に全く以ってふさわしくないと感じました。この2単語の違いが分ったような、そんな気がします。尤も、「畏れる」という単語がありますし同じなわけがないのですが。
構成、画力、シナリオ、どれを欠いてもいけない。小学館が名作と銘打つのも分かります。特にラストのシーンは生半可な経験では絶対に出せない「おそろしさ」を感じました。
そして読了後、「卑怯者の島」という単語にまた「おそろしさ」を感じてます。別にかの島に限ったことではない、今正にいる、この場所。ここもまた、「卑怯者の島」なんだなって。6年前からこの言葉があったのがまた「おそろしい」。
…と、「おそろしさ」尽くしでした。イデオロギーとか関係ないとおっしゃってましたが滲み出てます。先生の思想が。
さてと、「怖い」成分補給に某ぞんぞんぐらしを読み返しますか(笑)