安倍談話を読みました。自分の国語力では、何が言いたいのか分からず、スーっと中身が入ってきませんでした。スーッと右から左に抜けていきます。ただ、これらの言葉に説得されたり、賛同できる人が居ることに驚きます。他国で活動できる安保法制を推し進める者が、「いかなる武力の威嚇や行使も国際紛争を解決する手段としてはもう二度と用いてはならない」と言って誰が信じるのか、言行不一致と言うほかありません。そしてもう一点、「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子供たちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」という一文は、今後アメリカの原爆投下について責任を追及しません、と言っているのではないかと危惧します。最後に、TPPで(中国を排除するような)経済ブロックを作ろうとしている癖に、同じ口で経済ブロック化を批判するというのは、支離滅裂ではないでしょうか。