僕は昔からデモや署名運動が嫌いです。なぜなら、それで世の中が変わるとは思えないし、デモや署名運動で変わるような世の中でいいのか、という疑念もあるからです。
「踊る大捜査線」というドラマで「正しい事をしたければ偉くなれ」という名セリフがありました。デモや署名運動は偉くなる努力をしなくても、正しい事をしている気持ちになれる「正義のヒーローごっこ」の大人版ではないでしょうか。
安保法制反対デモに参加している若者に「正しい事をしたければ偉くなれ」と忠告するどころか、絶賛している知識人は真剣に言論活動をしているのか、と怒りが沸いてきます。
小林先生がシールズに一番伝えたいのは「正しい事をしたければ偉くなれ」ではないかと、最近よく考えます。