こけけっこー の削除コメント

>あなたは、あの燃え盛る相模の野原のなかで、わたしの名を呼び、抱き寄せて守ってくれた、ただひとりの御方……だからこれは、あなたのために私がしたいことなの。

「犠牲」というのが決して「おかわいそうに・・」なことではなくて、「思いのこもった主体的」なものであることを示していると思いました。情熱を一瞬に燃やす覚悟ある女性、船から身を躍らす姿が目に浮かびます。

長野県と群馬県の境にある「熊野神社」には、日本武尊が東征の帰路、愛妻・弟橘姫を偲んで「ああ、わが恋しい妻よ・・」と嘆かれた、という高台があります。そこから群馬県側に広がる地の名前は「吾妻郡 嬬恋村」(あがつまぐん つまこいむら)---なんと切なく愛しい地名なんでしょう。(関東方面へ送られるキャベツの大産地です)

日時
2015-10
投稿者
こけけっこー
記事
「断言主義から放言主義へ」小林よしのりライジング Vol.152
No.
94