しんや の削除コメント

もう明日には次号の配信ですが、今号も配信ありがとうございます。
先日、姪っ子が小学校で使っていた歴史の教科書を借りて読みました。

ちょうど大東亜論で自由みんけん(笑)運動を読んだところだったので明治の章を読んだのですが、「自由民権運動は国会開設、選挙の実施、憲法の制定を求めた」と書いてあるのに、肝腎な「憲法とは何か」という説明がありませんでした。

そのくせ「帝国憲法は天皇が作って国民に命令する『欽定憲法』だった」という「説明」は書いてあるのです。
帝国憲法の上諭で明治天皇が「まず自分がこれに従い、皆に手本を示そう」「私も私の子孫も、この憲法の規定に従い行動することを怠ってはならない」ということを述べられていることは無視。

子供に「憲法とは」「立憲主義とは」と説明もしないのは、大人もわかっていないからなのでしょう。
恥ずかしながら、私も憲法とは何かを学んだのは30代に入ってからです。

憲法とは何かを知らないなら、「改憲」も「護憲」も議論するのは10年早い、と言わざるをえませんね。

日時
2015-10
投稿者
しんや
記事
「憲法に理想や道徳は要らない」小林よしのりライジング Vol.153
No.
90