朝生、お疲れ様でした。
ブログで書かれてる通り、延々と情報の話をされてあまりにも退屈で、最後の方で寝落ちしてしまいました。
小林先生が話されるときだけは痛快で、「イスラム国はオウム真理教」という例えはわかりやすいですし、そこから展開できる思考もたくさんありそうです。
そもそも日本はアメリカの属国で取れる手段なんて限られているのに、やたらと細かい話ばかりしてよく虚しくならないなあと不思議です。
あんなもやもやした議論(?)を聞くより、「よしりんに、きいてみよっ」のほうが遥かに面白くてためになるのは、僕がファンだからという理由だけではないと思います。
それにしても中国国防省のサイトに「日本海軍は強すぎる!」なんてことが書いてあるとは。そこでCMに入ってしまいましたが、あの続きがあったなら、「じゃあ在日米軍いらなくない?」「アメリカのご機嫌取りして何の意味が?」となったのかなと思います。それでも山本・森本両氏あたりは「日米同盟は絶対」なことを言い張るんでしょうけど、それがまた滑稽で…そんな絵面が見られなかったのは残念でした。
ライジング、今週も興味深かったです。
ゴー宣を拝見して、今フランス国内で「空爆による報復は反対」なんて絶対言えないんだろうなと勝手に思っていたのですか、ブログでそんなことはないと知り驚きました。
少なくともフランスにはそういう言論があるということが、さすがイラク戦争に反対していた国だと思いました。
しかし一神教ではなく、周りの空気を読む国である日本では、もし国内でテロが起きたらカーッとヒステリックになるのが容易に想像できます。
「報復は反対」などと言えばテロリストの味方、売国奴扱いされるでしょうね。そうして自分から中東の底なし沼にハマっていく(それも結局アメリカ頼みなんでしょうけど…)。
そういう時に日本人のそれぞれの道徳心、倫理観、「個」が問われるんだろうなと思います。
それと世間での言われ方で気になっているのは、テロの犠牲になったフランス人は「無辜の民」じゃないと思います。
フランスは民主主義の国民国家で、フランス人は首相を選んだり批判できる「国民」なので、それぞれ6600万分の1の責任があり、全く何の罪もないとは言い切れません(選挙権のない年齢の犠牲者は気の毒ですが)。
でも空爆で土地を追われたシリアの民間人の方々は何の政治的決定権も持っていないのだから、まさに「無辜」だと思います。
また、「フランスは文化が好きだから、まだ同情できる余地がある。」という一文が新鮮な視点でした。
一見単なる個人の好みのように見えて、文化の親和性の大事さ、敵対することと文化の関係などを考えていくと、ものすごく深く考えられそうです。