年末読者企画実行委員さま、今年もありがとうございます。
投票させていただきます。
※出来事部門
◆外国特派員協会での記者会見
終戦記念日に発表された、公人中の公人たるはずの首相の「戦後70年談話」。
その中身は村山談話と大差なく、他国との衝突を避け議論から逃げ、アメリカをヨイショしつつ自身の支持層を喜ばせるために出したことがまるわかりの、目的も手段も「私的なもの」でした。立場と時機を利用した、公私混同談話といえるでしょう。
それと全く対照的なのが、その5日前に行われたよしりん先生の会見でした。
外国人記者を前に、帝国主義と米英の無法を批判し、幕末以来の日本の大義を示し、国家の独立を訴え、そのため自身が何をするかまで話された。
公論とは何か、個人とは何か、議論とは何か。
それらが示された会見であったと思います。
珍言編
◆『広義の股間』 & 『狭義の股間』
その会見に向かう車中でのやりとりがこれ…
笑いなきところに希望はない!(笑)
名言編
◆徴兵制は『苦役』ではない
ゴー宣の内容もさることながら、コメント欄での議論も通じて、国民とは何か。国家とは何か。それらについて考え、ある種の覚悟が定まったように思います。それが本物かは、実際の有事にならなければ分かりませんが。
戦争論シリーズを読んでいてわかったつもりになっていたものが、まだ浅いものであったようにも思えました。
Vol.147は特に印象に残った号です。