私情をこの場で述べていただくこと、まことに恐縮ですが、実は私は本年から以下の塾で一年間学んだあと、里山を目指すこととなりました。
地球のしごと大學 ネクスト200年創造学部
http://chikyunoshigoto.com/class/next200/
詳細はリンク先を読んでもらうとして、この塾では で述べた内山節氏を主任教授とし、今後の200年に備えた地域づくりの人材を育成するということを目的とした塾で、ライジングのコメント欄で話題となった「里山資本主義」の著者である藻谷浩介氏も講師に含まれています。
講義や現場での実習は1月から12月までの間、2週間に一度に行われ、その間にテキストとなる書籍を購入し、講義や実習日の三日前までに感想を提出しなければなりません。また、仮に出席できなかった場合は講義とディスカッションを収録したDVDが送付され、内容が把握できるようになっています。
塾の後は就職支援であるキャリアサポートも行われ、まさに里山資本主義を実践し、グローバルと相反する、地域から日本と世界を変えることを目指す人々のための塾と言ってもいいでしょう。
定員は20名と規模が少なく、開催場所も東京ですので実際に参加できる人はなかなかいないと思いますが、只、ライジングの読者にはぜひ、この存在を知ってほしく、あえて紹介させていただきました。参加してほしいとか宣伝してほしいとかいう意味ではなく、只、頭の片隅にでも入れておいてほしいという思いなのです。
感想などを書いてくれればありがたいですが。
これは里山資本主義を実践させるための塾であり、ここの塾を卒業した人々が地域における國の発展と國体の護持を担っていくことを自らが期待します。
この内容から見ても変わるとおり、この行為に左翼も右翼もなければ保守も革新もありません。只々、日本人の自然と向き合うローカルでの姿勢をそのままに表しているということであり、あえて、「愛国」や「人権」「世界市民」と掲げずとも、この行為そのものに日本人としての基本的な在り方が全て含まれているとみてもいいと思います。
なお、1月16日に東京の六本木で説明会が行われますので、リンク先で紹介した紹介内容では物足りず、なおかつ日付と場所に都合がつく場合はぜひ、申し込んで立ち寄ってみては如何でしょうか?
ネクスト200年創造学部 説明会
http://chikyunoshigoto.com/class/next200about/orientation/
本年、私は本格的に不耕起農法で米作りを種籾から行うこともしますので、前年以上に忙しい日々と送りそうです。紹介された書籍も果たして読み切れるかどうかも早速、心配となってきました。
これまで、塾について述べなかった理由としては宣伝や勧誘と見られてしまう恐れがあったからであり、あくまでも里山資本主義に興味を持ってくださったライジング読者に存在だけでも知ってもらうことが目的だったからでもあります。
この塾で自分がどのような感想を持ち、どのようなことを学び、実践していくのかだけでも見ていてくれれば幸甚です。