数年前、祖母の兄の遺骨がシベリアから帰ってきたという連絡が厚労省から入り、祖母を連れて千鳥ヶ淵に行きました。 祖母は兄の遺骨を受け取れるものだと思っていたので、他の遺骨とごちゃ混ぜにして荼毘に付されていると知ったときは、「来るんじゃなかった。あんなものは意味がない」と激怒していました。 そのとき祖母に対して何と言葉を掛ければよいのかわからず、結局その後すぐに他界してしまったため、頭の片隅にずっと当時のことが残っておりました。 しかし、今号の『ゴー宣』を読んで、気分が楽になりました。