配信お疲れ様です。
昔は私も、天皇陛下や皇室の方々のお言葉は、憲法や立場の重さの縛りから、どの程度真意が含まれているだろうか?とやや斜に構えてカッコつけてましたね。というか「タテマエよりもホンネの部分が大切なのさ!」みたいな二元論的価値観にどっぷりハマっていただけかもしれません。
しかしゴー宣で天皇論に入ってから、天皇陛下のお言葉を小林先生が微に入り細に入り解釈し、検証している姿を見て、伝統を受け継ぎ公を体現する人の言葉とはどういうものか、という事を考えさせられました。形式は崩さず、かつ真意を巧みに織り交ぜる知性や奇跡的なバランス感覚はおそらく伝統的なもので聖域で育って来られた証左であると思います。
そのようなバランス感覚を欠片も持っていない子供みたいなお偉いさん達が、重要な場で独りよがりな暴言をぶちまけたり、全然言葉に血肉が通ってなかったりするのでしょうね。
今回の内容はできればたくさんの人たちに知ってほしいと思います。ですから私も、周りの人間にちゃんと納得してもらえるように「言葉の説得力とはどこから来るのか」という事を考えないといけませんね。