今回のもくれんさんのレポートに、「15~40歳未満の男性の入院者4,798人のうち、心筋炎発症者は4人(死亡1人)となっている」とありました。ここに挙げられている人はみな「入院者」である以上は、その大半が有症状者なのでしょうね。無症状者や軽症者の割合はかなり低いだろうと推察されます。
日本において、実際の感染者数が、把握されている数の5倍いるのか10倍いるのか、はっきりしたことは分かりませんが、実際の感染者数がはるかに多いことは間違いありません。把握されていない感染者たちの大半は無症状で元気な人たち。だから感染者全体の中で心筋炎を発症する人の割合も、厚労省が言っているよりも、ずっと小さくなることは間違いありません。
そういう基本的なことさえ厚労省は触れない。ワクチンを打った場合と、コロナにかかった場合の、心筋炎の発生数の棒グラフを横に並べて、必死に、ワクチンの方がずっと安心というイメージ操作をしようとする。なんだろう、これは。何が起きてるのだろう、日本に。