TMN の削除コメント

先日、安全衛生委員会で産業医と軽く議論する機会があったのでその話を。
産業医「今回のBE5は感染力が非常に高くマスクをすり抜けます。ですので換気は勿論、黙食、手指の消毒に気を付けてください。」
私「すみません。現在、欧米ではほぼ2019年に戻っています。イギリスの新聞を購読していますがこの数か月、コロナの見出しを見たことがありません。世界陸上やサッカーを観ても日常に戻っている中、日本は以前として戻れていません。なぜ日本は欧米と違って戻れないのか私見で宜しいのでお聞かせ下さい」
産業医「先ず申し上げたいのは、テレビで欧米は感染対策していないではないかという報道をしていますが、実際は日本より厳しくしています。私はツールドフランスを観ていましたが、コロナ感染が理由で欠場した選手がいる（筆者注コルトニールセンのことと思われる）。ただし、観客や一般人に対しては政府が対応を寛容にしても良いようには思います。」
私「している、していないの話をするのは不毛なので数字でお話をさせていただくと、感染対策の要であるワクチン接種の3回目の接種率は日本が68％である一方、アメリカは38%で（このタイミングで産業医「アメリカは低いんだよなー」と狼狽）日本はアメリカに感染対策しているということになります。それなのに、アメリカの様に日本は日常を未だ取り戻せないのかという質問をしました。先生が最後仰った政府の対応が問題であると理解しました。ありがとうございます。」
産業医「有難うございます」
所長もこの話の後で言いづらかったのか「クラスターは出さないように『会話の時は』マスク着用するなど対策を行って欲しい」とのコメントでした。（緩っ！）
恐らくコロナ脳は「世の中はコロナとの闘いに勝たなければならず、ニューノーマルを基準に生きていくしかない」と思っていたのでしょうが、欧米はほぼ日常を取り戻していて、日本だけ取り残されている状況を想像できなかったのだと思います。産業医も今までと辻褄が合わなくなるので「世界の方が日本より感染対策している」とか「今回のはマスクをすり抜ける」と謎の発言をしてしまったのだと思います。
会社や意識高い系の人はスピードを重視するので逆手にとって「なぜ日本は他より遅れているのか」と議論すると良いと思いました。参考にしてみてください。