サトル の削除コメント

>>220
部分的に文字起こし。

P192

戦争において「レイプ」の危険度が高まりますが、本書(注……「戦争は女の顔をしていない」)ではレイプについての証言が書かれていません。実際になかったのか、それとも口を閉ざさしたのか、判断がつきかねるところです。

「レイプ」というと、そんなの犯罪以外の何ものでもない、女性は深く傷つき、一生立ち直れなくなるというのが一般論でしょう。

実際、若い頃の私はレイプされることを何より恐れ、もし自分が被害にあったのなら、死を選ぶか、一生立ち直れないだろうと考えていました。レイプに対する恐れは、質的にも量的にも普通の恐怖とはまったく違うものだったのです。

ところが、三十代後半くらいから少し感覚が違ってくるようになりました。
自分はなぜ、あれほどまてにレイプを恐れていたのだろう、と。

レイプされたって妊娠しなければよいだけの話ではないでしょうか。
その頃は動物行動学の知識も増え、実際にレイプについての考察や研究も進んでまいりました。

まず、動物行動学の世界のスーパースター、アメリカのランディ・ソーンヒルが妻と組んで行った一連の研究。
その最大の成果は、レイプの主たるターゲットが二十代前半という最も妊娠しやすい時期の女にあり、妊娠させることが目的であるということ。これによって、なぜ私が若い頃にレイプに対して異常なまでの恐れを抱いていたのに、三十代後半からはどんと構えることができるようになったのかが理解できたのです。

つまり、妊娠の確率が極めて低くなるとともに、恐怖心が薄れたためなのでしょう(もっとも年齢に関係なく襲うという男め時々いますが)。

……気持ちが悪い。
一応更に続けますが、耐えがたい方は読まないでください。更に凄くなります。

続く。

日時
2022-08-31 22:09
投稿者
サトル
記事
「よーしゃなき【論破祭り】VS.男系固執カルト」小林よしのりライジング Vol.445
No.
222