>>291 付け足し 《斉明→天智》 この《相続論》の「双系制(双方制・双側制)」の枠組みにおいては、母・斉明天皇から息子・天智天皇への皇位の継承も、定義上は何の疑いもなく「女系(母系)」での継承ということになります。 《持統→文武》 文武天皇は、父(草壁)方の祖母である持統天皇から皇位を継承しています。これはどうなのでしょうね、祖母・持統天皇から孫・天武天皇へ、というパターンが、文化人類学的に「女系(母系)」での継承と言えるのかどうか、これは親族論を専門とする人類学者あたりの意見が欲しいところです。