おはようございます。いよいよ明日は東海道場ですね。
前にSPA!の地図を「四神相応」なんて変なことを述べてすみませんでした。加えて、中川氏の件についても。よしりん先生と中川さんとで比翼の鳥になれなんてことは、私は主張はしてはいません(笑)。
例の地図ですが、力作であると同時に、その経緯を見ていて、なにか運命的なものを感じさせられます。
いちおう記すと、孝謙・称徳陵については、実はにせものであるらしいです。奈良時代に前方後円墳はない、ということなのです。
陵墓の比定についてはかなりいいかげんなところがあるというのは事実みたいですが、それでも、この地域に皇室の陵墓と推定されているものが集まっているのは、何か霊的なものがあるのだろうと思います。
あと、笹さんが述べられていた、竹田恒泰の論文(?)ですが、敢えて合理的な解釈をするなら、山岸凉子さんの「月読」という作に描かれているような感じになります。それこそ、「不敬」なんてものじゃないのですが。
あの作には、月読命が豊穣の神を殺した経緯、なぜ須佐之男が高天原を追放されたのかについても、非常に分かりやすい説が描かれていますので、興味のあるかたは是非とも目を通してみてください。くどいですが、「不敬」ですが。サルマン・ラシュディさんみたいなことになるのかな…。それを翻訳されたかた、みたいにも。
私は、それでも皇室は神に選ばれた、尊い家系である、絶対になくしてはならないと主張します。
ということで、明日の道場、楽しみです。くり返しますが、エリザベス2世陛下の治世は、戦後ヨーロッパ史の概観だったのかな、と今さらながらに思います、ご冥福をお祈りいたします。