〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第271回「八木秀次の狂気ここに極まれり」
10月号の「正論」、購入してあるのですが、いろいろあって、まだ目を通せていません(竹田恒泰のところはよんだのですが…笹さんのブログをよんで)。今回はあまり時間がないので(要は私が怠けていたから…すみません円…^_^;)、ツイッターにもあげたのですが、かつてシリアであった出来事をあげておきます。
第一次大戦から第二次大戦までの戦間期に、シリアはサイクス・ピコ協定(だったかな?)でイギリスとフランスとの話し合いで、フランス側の植民地になりました(パレスティアとかはイギリスで、このありさまを一部描いたのが『アラビアのロレンス』です)
その後、シリアが独立することになったのですが、先に革命で「クーデター」でオスマン帝国を倒し、共和国として独立したトルコが、アンティオキアというシリアの古都を、トルコ固有の領土、古代ヒッタイト帝国に由来する地と主張し、併合を要求しました
(世界史を学んだ人は覚えているかも知れませんが、アレクサンドロス大王の帝国ののちに成立した、セレウコス朝シリアは「アンティオキア」を都としていました。この名前は国王の名前からなるものです。同様の命名で「セレウキア」という都市もありました)。
そして、住民投票で決着をつけることとなりましたが、トルコ人が大量に集団移住し、結果、アンティオキアを含み地方はトルコのものとなりました。フランスも、ナチスドイツへの警戒からか、これを承認し、今もこの状態が続いています(現在の地名はアンタキヤ)。
八木秀次も、Y染色体がどうこうとか、知ったかぶりをしないで、こういう世界の事例に目を向け、集団が自分たちの意を通すために、こういう行為に出ることを考えてみるべきでは、と思うのです、つまり、この場合はこの前の安倍氏の葬儀の場合とも同様、選挙などでも、統一協会が何らかの人員工作をしたとみるべきでしょう。その可能性を読まない思考は単純だと言われても仕方がないです。
政治献金の問題にしても、候補者や政治家は、票を得るために、金銭欲のために、何でもするものだ、といいうことは考え合わせるべきかな、と。ギリシャでは陶片追放という制度があったようですけれども、これだって、悪意で利用されることもあるのだから、人間は、集団は何をするのか恐ろしい、ただ善意だけを鵜呑みにしていては危険だ、ということになるのでしょう。
それとも八木氏はカマトトしてるのでしょうか?知っていて、見て見ぬ振りを。自分の欲得のために。欲得を捨てろ、とは申しませんが、それが全体に及ぼす影響が大な場合(たとえば、このコロナ騒動の専門家やマスコミなどの姿勢)、それを正す役割を識者はすべきでしょう。
(まだ、グラビアアイドル立候補中の誰かさんの方がましか?五十歩百歩かな?グラビアアイドルのかた、ごめんなさい、この仕事も体型維持とか大変であることはよく承知しております。はかせまいさんという方がいましたが、引退するまで入籍できなかったとか…) 話が脱線しましたが、数あわせは恐ろしい、そのことをよく認識しておかなければ、書籍にしても、誰が対象なのか、そのことを念頭に置かないといけないのかな、その意味では、某フェイクバスターズはあたっているのかな、と思います(あの番組はその規準がずれているわけですが)
以上です。個人的な話ですが、まだまだばたばたしている昨今です。北朝鮮のミサイルでばたばたしてるみたいですが、朝ドラ「舞いあがれ」が明日に延期になり、残念です。こういう事態はよくあると分かっているのだから、もっと警戒しないといけないのに。
SPA!とFLASHはあとで購入します。
それでは次号を期待します。今度の土曜は「密教」ですね。私は参加できませんが、密度の高い内容であることを期待しております。