いただきますと念じた後、ガツガツむさぼり読ませてもらいました。
小林先生の「子供を守る」ということへの熱意を感じました。独身者の自分には、ここまで関心を持って事件を調べる気は正直ありません。
しかし、こうして拝読するといろいろな感情は沸き起こってきます。
まず「子供を舐めてはいけないな」と思いました。
また、自分の経験を思い出しても、学校は危険な閉鎖空間だと思います。あの逃げ場のない絶望的な感覚は忘れられません。
今回のことではありませんが、いじめで子供が自殺した事件へのテレビのコメントで「学校なんて数年で卒業なんだから、何も死ななくても」というのを聞いたことがありますが、そういうことじゃないんだよと思ったりしました。
いじめやからかいの対象は風向きによって変わるので、運良く学校で辛い思いをしたことのない人もいるかも知れませんが、少なくとも親なら、「学校は危険な場所」という認識を持っていなければいけないなと思います。
リンチという暴力には警察という暴力装置しかないのも、教師が頼りにならないのならばそれしかないと思います。教師の体罰が完全に論外とか、そういう時代の空気に萎縮して余計にそうなっているのでしょうか。
それにしても「逆バネ」というのは嫌なものですね。ただの思考放棄なのに、思考してるフリができる。反サヨクの従米保守を思い出しました。