celery の削除コメント

こういう流れだからこそあえて、と思い、8/30のデモに参加してみました。
ちなみに大阪、人生初です。

駅は大混雑、かなりの人が集まっていることを予想させます。
駅から出たらいきなり革マル派ののぼりがお出迎え(笑)
そこらじゅうに労働組合やら平和団体やらののぼりが上がっていました。
学生運動っぽい例のフォントで書かれた看板も。
赤旗の号外も配ってました。
ラテンアメリカ革命なんちゃらっていう、チェゲバラの顔が描かれた赤い旗を持ってる人もいて、もうカオス状態。自分の思想のアピール会場みたいになってます。

会場の公園は人でいっぱい。他を知らないので比較はできませんが、「たくさん来てるな~」という印象。
辻本清美ちゃん、共産党のなんとかって人、社民党の又市さん、とまあ予想できる面々の演説のあと、「私たちも反対しています!」ゆうて創価学会の女性が演説始めた時は「おおーっ!」っと一番盛り上がってました。

どんな人が来てるのかなと見回しますと、まあ選挙会場でよく見かける世代のおっちゃんおばちゃんがほとんど。後は親子連れが割と目立つ。若い人は・・・あまり見かけず。
時々見かけた若者は、司会をしてたSEALDs KANSAIのメンバーなのかな?みんな真面目そうな顔をしています。それに比べ自分は世間ずれしてしまったなあ・・・と、彼らを持ち上げる大人たちの気持ちもわからんでもないかも・・・なんて思ったり。

しかし例えば自分が大学生で、自分たちで主催して政治家や著名人をたくさん呼んで、あれだけたくさんの人を集めて、メディアの取材もたくさん来て、となったら、そこらのチャラいイベントサークルなんかよりはよっぽど充実感も達成感もあるだろうな・・・と思いました。
なにせ政治を真面目に考え、世の中を動かそう!ってんですから。
自分ならすぐ調子に乗っちゃうな・・・と、(学生時代に薬害エイズのデモ参加を呼びかけられるも「行ったら可愛い女子と出会えるかな・・・」とか考えてる自分が嫌で結局行かなかった経験を持つ)僕などは思うのでした。まあ僕と一緒にしちゃ彼らに失礼ですね。

そのあとはデモ行進。
ラップ調のリズムに合わせてシュプレヒコールを繰り返します。
時々リズムが裏打ちになるせいで、おっちゃんおばちゃんたちはそのたびコールがずれますが、まあおだやかに進みます。
隊列の中から道行く人々を見ますと、だいたい半笑いでこっちを見ています。「日曜の午後にご苦労なこったねえ」と言わんばかりに。

30分ほど練り歩いてゴールに着くと、後はそのまま解散。
みんな一仕事終えた感のある笑顔でそれぞれ帰って行きます。
「一人だと不安やったから、●●さんがいてよかったわあ~」と話しているおばさまもいらっしゃいます。

全体としてはかなり穏やかで落ち着いた雰囲気でした。
常連さん?もいるようで、「お、お疲れ様!」って挨拶を交わす人たちもけっこういました。
まあ淡々としたもんです。淡々としすぎててあまりこれといった感慨も浮かばず。
たんに自分が不感症なだけかもしれませんが(笑)

レポは以上です。



あ、卑怯者の島がらみで話題に上がってた「野火」と「プライベート・ライアン」観ました。
「野火」は確かに卑怯者に通じる部分がありますね。ライアンの方は確かに圧倒的な映画なんですが、卑怯者の島を読んだ後だとラストが(ベタすぎて)拍子抜けしてしまいますね。卑怯者が濃すぎるのかもしれませんが。

それにしても、先生は無理と言われる実写化、それでもファンは妄想しちゃうもんで、自分の中では、神平は山田孝之、と決まってしまってます。
あのラストシーンのためだけにでも、と思いますが、ラスト全然違うやんけ!という実写化あるあるも想像できたり。なかなか難しいですよね。

日時
2015-08
投稿者
celery
記事
「若者に媚びる大人」小林よしのりライジング Vol.146
No.
97