くりん の削除コメント

今週もライジング配信ありがとうございますvv

『アラブの春』の引き金となったチュニジアで焼身自殺した青年は、イスラムのタブーを二重に犯してでもチュニジアの歪みを訴えようとされました。
彼はイスラムのタブーを二重に犯しましたが、ジハードと言う名の自爆テロをやらかす輩のような無関係の人たちを巻き添えにする最大の禁忌を犯すことはしませんでした。

日本でも起きた無差別殺人の犯人のように自らの身勝手さで罪なき人々の命を奪い癒えることのない傷を残しておきながら、「これはジハードだから、自分は正しいことをした」と自分の正当性を高らかに主張する輩はわんさかいます。
彼らにはイスラムの教えを忠実に守っているように見せかけて無関係の罪なき人々の命を奪っただけの卑劣さはあっても、焼身自殺を遂げた青年のように自らが信じるイスラムの教えを破っても無関係の罪なき人々を傷つけることなく世の不当を訴える覚悟はなかったのです。

この青年から見習わなくてはならなかったのは、“無関係の人々の命を奪いも傷つけもせず世の不当を訴える” 覚悟だったと思います。
肝心なこの部分が全く継承されていないことが、非常に悲しいです。

日時
2015-09
投稿者
くりん
記事
「『アラブの春』に学ぶ若者デモの陥穽」小林よしのりライジング Vol.150
No.
85