ただしさん。
体調は戻られましたか?
返信にかこつけて( ノ;_ _)ノ、明日のオドレらに繋がり、またチコリさんも視聴された、100分de名著第3回に対する、ただしさんの考察の一助になるかと。
小林先生の「民主主義という病い」の帯に「民主主義は戦争と独裁がお好き」とあります。
また読み返せば良いことですが、参考、補助になる「本」がありますので。
「はじめて読む人のローマ史1200年」本村凌二(祥伝社新書)
特に、p45~始まる「起」のギリシャの「民主政」、ローマの「共和政」の比較。ギリシャの「公」よりも「個」の重視、ローマの「個」よりも「公」の重視。
さらに、
ギリシャの「デマゴーグ(煽動的民主指導者)」の登場からの衆愚政治への変貌。
それを踏まえたプラトンの「独裁政」(哲人)への言及。ローマでは、ギリシャの辿った「独裁政」「貴族政」「民主政」からの「共和政」の模索。(「制」ではなく「政」なのに注意)
また作者の唱える、「祖国」の概念は「ローマ人」の発明との見解と根拠。
日本の「天皇」を考える上で、また「日本人の劣化」を考える上でも(アフガニスタン問題も含め)、読みやすくまとめ、ヒントが沢山。
北朝鮮だって、中国、ロシアだって、「わが祖国」と言いますからね。
さて日本は?
プラスして、今朝(限らないが)の高森師範のブログを読み、今までの木蘭師範、笹師範、倉持師範の「目線」も加えると……。
日本が国として、「風前の灯火」で、利害で結ばれただけの「利権集団」の集合体(もはや国ではない)にまっしぐら、内戦に明け暮れる「国」を嗤える状況にないと、感じますよ。
今日は本当にこれで終わり。我が家の文鳥君のかごの大掃除せねば。